女子円盤投のD.スティーブンス(豪州)が引退を表明した。現在33歳のスティーブンスは2009年のベルリン世界選手権では21歳での金メダルを獲得。この種目では男女ともに最年少での金メダリストとなった。その後の世界選手権では15年北京では6位、17年ロンドンで銀メダル獲得。五輪は08年北京大会から今年の東京五輪まで4大会連続で出場し、北京で8位、16年リオで4位に入っている。
スティーブンスはユース(U18)、ジュニア(U20)、シニアの各カテゴリーで世界タイトルを獲得。これは男子短距離のU.ボルト(ジャマイカ)や女子E.イシンバエワ(ロシア)ほか、これまで9人しか達成していない。
自身のSNSで競技について「幼い頃からの情熱と目標を持って、すばらしい人たちとともに世界を旅することができた。そのような機会があったことは、どれほど幸運でだったかを実感している」と綴り、コーチやチームメイトたちへの感謝の意を表した。

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