◇第98回箱根駅伝予選会(10月23日/東京・陸上自衛隊立川駐屯地)
トップ通過候補の明大、中大が実力通りの1位、2位通過を果たした一方で、8位の駿河台が初出場を決めるなど大いに盛り上がった箱根駅伝予選会。前回の本戦出場校では拓大と城西大がまさかの敗退を喫するなど波乱もあったが、それ以外は連続出場を伸ばしたかたちとなった。
以下、レース後における予選通過校の指揮官コメントを紹介する。
1位 明大 山本佑樹駅伝監督
「1位通過にはこだわらずにやってきましたが、力通りの走りをすればトップ通過できると思っていました。結果を出せて良かったです。全日本で3位に入って確実にシード権をつかみ、箱根駅伝へ弾みをつけたいです」
2位 中大 藤原正和駅伝監督
「後ろの集団を引っ張る森の転倒もあり、序盤はバタつきましたけど、落ち着いて走り、15km以降にポジションアップできたかなと思います。今回はあまり記録会には出ずに、狙うレースを絞って泥臭い練習をしてきました。その成果が出ましたね。100回大会で優勝を目指すためにも、本戦はそのステップになるようなレースをしたいです」
3位 日体大 玉城良二駅伝監督
「74回連続で本戦に出場できることに感謝したいと思います。選手にはラスト5kmが勝負だと伝えていました。今年は夏から本戦を意識しながらやってきたので、シード権獲得のチャンスは十分にあると思います」
4位 山梨学大 飯島理彰駅伝監督
「(留学生は)ムルワも調子が良かったので迷いましたが、風が強かったので、風に適性のあるポール(オニエゴ)を起用して良かった。途中で先頭集団から飛び出したのは私の指示ではなく、自身の判断ですね。積極的な走りができるようになりました。3人ずつのグループ走を練習から取り入れていたので、それがうまくハマりました」
5位 神奈川大 大後栄治監督
「序盤は出遅れてヒヤッとしましたが、10km地点で周りの大学が落ちてきていると感じたので、そこから上げていけばいけると思いました。予定通りのレースができました。本戦ではシード権を狙いたいですが、そんなに甘くはありません」
6位 法大 坪田智夫駅伝監督
「通過できればいいと思っていましたが、内容が良くなかったです。夏をいいかたちで乗り越えただけに、もう一段階二段階上げていかないと、本戦で戦うのは厳しいですね」
7位 中央学大 川崎勇二監督
「ハーフマラソンを走ったことがない選手ばかりで心配だったのですが、日本人トップの栗原(啓吾)、第二集団を引っ張った吉本(光希)が非常にがんばってくれました。現在主力の半分が故障しているという状況ですので、まずは一人でも早く復帰させて、全員が万全の状態で箱根駅伝を迎えられるようにしたいです」
8位 駿河台大 徳本一善監督
「(念願の本戦初出場に)長かったようで短かったです。できるだけ集団の中に入って力を温存させて、残り6kmからが勝負だよと伝えていました。最後は気持ちでした。学生時代のころから箱根駅伝で『何かやってやろう』という気持ちを持っていたのですが、その気持ちは今でも変わっていませんよ」
9位 専大 長谷川淳監督
「15kmから勝負していこうと話をしていました。天候を見て何パターンかプランを用意していたので、その中で選手たちが判断して走ってくれました。あまり心配せずに見ていましたね。本戦に向けては単独走の力をつけていかないといけません」
10位 国士大 添田正美駅伝監督
「ひとまずホッとしています。箱根駅伝でシード権を取りに行くために、今日は3位通過を目標に掲げていました。例年になく前半から行かせた部分があったので、後半ペースダウンしてギリギリの結果になってしまいました」
※一部記事を修正しました
◇第98回箱根駅伝予選会(10月23日/東京・陸上自衛隊立川駐屯地)
トップ通過候補の明大、中大が実力通りの1位、2位通過を果たした一方で、8位の駿河台が初出場を決めるなど大いに盛り上がった箱根駅伝予選会。前回の本戦出場校では拓大と城西大がまさかの敗退を喫するなど波乱もあったが、それ以外は連続出場を伸ばしたかたちとなった。
以下、レース後における予選通過校の指揮官コメントを紹介する。
1位 明大 山本佑樹駅伝監督
「1位通過にはこだわらずにやってきましたが、力通りの走りをすればトップ通過できると思っていました。結果を出せて良かったです。全日本で3位に入って確実にシード権をつかみ、箱根駅伝へ弾みをつけたいです」
2位 中大 藤原正和駅伝監督
「後ろの集団を引っ張る森の転倒もあり、序盤はバタつきましたけど、落ち着いて走り、15km以降にポジションアップできたかなと思います。今回はあまり記録会には出ずに、狙うレースを絞って泥臭い練習をしてきました。その成果が出ましたね。100回大会で優勝を目指すためにも、本戦はそのステップになるようなレースをしたいです」
3位 日体大 玉城良二駅伝監督
「74回連続で本戦に出場できることに感謝したいと思います。選手にはラスト5kmが勝負だと伝えていました。今年は夏から本戦を意識しながらやってきたので、シード権獲得のチャンスは十分にあると思います」
4位 山梨学大 飯島理彰駅伝監督
「(留学生は)ムルワも調子が良かったので迷いましたが、風が強かったので、風に適性のあるポール(オニエゴ)を起用して良かった。途中で先頭集団から飛び出したのは私の指示ではなく、自身の判断ですね。積極的な走りができるようになりました。3人ずつのグループ走を練習から取り入れていたので、それがうまくハマりました」
5位 神奈川大 大後栄治監督
「序盤は出遅れてヒヤッとしましたが、10km地点で周りの大学が落ちてきていると感じたので、そこから上げていけばいけると思いました。予定通りのレースができました。本戦ではシード権を狙いたいですが、そんなに甘くはありません」
6位 法大 坪田智夫駅伝監督
「通過できればいいと思っていましたが、内容が良くなかったです。夏をいいかたちで乗り越えただけに、もう一段階二段階上げていかないと、本戦で戦うのは厳しいですね」
7位 中央学大 川崎勇二監督
「ハーフマラソンを走ったことがない選手ばかりで心配だったのですが、日本人トップの栗原(啓吾)、第二集団を引っ張った吉本(光希)が非常にがんばってくれました。現在主力の半分が故障しているという状況ですので、まずは一人でも早く復帰させて、全員が万全の状態で箱根駅伝を迎えられるようにしたいです」
8位 駿河台大 徳本一善監督
「(念願の本戦初出場に)長かったようで短かったです。できるだけ集団の中に入って力を温存させて、残り6kmからが勝負だよと伝えていました。最後は気持ちでした。学生時代のころから箱根駅伝で『何かやってやろう』という気持ちを持っていたのですが、その気持ちは今でも変わっていませんよ」
9位 専大 長谷川淳監督
「15kmから勝負していこうと話をしていました。天候を見て何パターンかプランを用意していたので、その中で選手たちが判断して走ってくれました。あまり心配せずに見ていましたね。本戦に向けては単独走の力をつけていかないといけません」
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