HOME ニュース、国内

2021.10.06

1500m日本選手権3連覇の陣内綾子が九電工を退部「温かく見守っていただき感謝」
1500m日本選手権3連覇の陣内綾子が九電工を退部「温かく見守っていただき感謝」


九電工は10月1日にホームページ上で、日本選手権1500mで3連覇(2012~14年)するなど、日本の女子中距離界をリードしてきた陣内綾子が9月30日付で退部したと発表した。

陣内は佐賀県出身。城東中3年の2001年、広島全中で800m優勝。県内有数の進学校でもある佐賀西高に進学すると、1年時の高知国体少年B800m優勝、3年時は800mで日本ジュニアとインターハイ2冠に輝いた。なお、この日本ジュニアでは、当時・須磨学園高(兵庫)1年だった小林祐梨子が2位に入っている。

広告の下にコンテンツが続きます

地元の佐賀大へ進学し、3年時には日本選手権800mに優勝。同年(2007年)の大阪世界選手権の日本代表となった。2009年に大学を卒業して九電工所属に。同年の日本選手権800m優勝。1500mでは2012年から日本選手権3連覇など第一線で活躍してきた。自己ベストは800mが2分03秒37(日本歴代13位)、1500mは4分10秒08(日本歴代6位)。今季の日本選手権は1500mに出場して15位。九電工でのラストレースとなった9月の全日本実業団対抗選手権では800m3位、1500m5位に入賞している。

九電工を通して陣内は「13年間という長きにわたって競技ができたことは、常日頃から皆様のご支援ご声援のおかげに他なりません。結果が良い時だけでなく不甲斐ない時も、いつも温かく見守って頂けたこと大変感謝しています」とコメントしている。なお、競技継続も含め今後については明言していない。

九電工は10月1日にホームページ上で、日本選手権1500mで3連覇(2012~14年)するなど、日本の女子中距離界をリードしてきた陣内綾子が9月30日付で退部したと発表した。 陣内は佐賀県出身。城東中3年の2001年、広島全中で800m優勝。県内有数の進学校でもある佐賀西高に進学すると、1年時の高知国体少年B800m優勝、3年時は800mで日本ジュニアとインターハイ2冠に輝いた。なお、この日本ジュニアでは、当時・須磨学園高(兵庫)1年だった小林祐梨子が2位に入っている。 地元の佐賀大へ進学し、3年時には日本選手権800mに優勝。同年(2007年)の大阪世界選手権の日本代表となった。2009年に大学を卒業して九電工所属に。同年の日本選手権800m優勝。1500mでは2012年から日本選手権3連覇など第一線で活躍してきた。自己ベストは800mが2分03秒37(日本歴代13位)、1500mは4分10秒08(日本歴代6位)。今季の日本選手権は1500mに出場して15位。九電工でのラストレースとなった9月の全日本実業団対抗選手権では800m3位、1500m5位に入賞している。 九電工を通して陣内は「13年間という長きにわたって競技ができたことは、常日頃から皆様のご支援ご声援のおかげに他なりません。結果が良い時だけでなく不甲斐ない時も、いつも温かく見守って頂けたこと大変感謝しています」とコメントしている。なお、競技継続も含め今後については明言していない。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.26

編集部コラム「令和7年の大会取材」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

NEWS 名古屋アジア大会の派遣設定記録クリアと日本選手権優勝で代表内定 参考競技会も決定

2025.12.25

名古屋アジア大会の派遣設定記録クリアと日本選手権優勝で代表内定 参考競技会も決定

日本陸連は12月25日までに来年の名古屋アジア大会の派遣設定記録と、選考要項にかかる参考競技会について公開した。 来年9月19日から10月4日まで行われるアジア大会。日本開催は1994年の広島以来、32年ぶりとなる。陸上 […]

NEWS 関東学連・原晋駅伝対策委員長 箱根駅伝の改革「裾野を広げてさらなる強化」 五輪イヤーが記念大会「世界を目指す」

2025.12.25

関東学連・原晋駅伝対策委員長 箱根駅伝の改革「裾野を広げてさらなる強化」 五輪イヤーが記念大会「世界を目指す」

関東学生陸上競技連盟の植田恭史会長や次呂久直子幹事長、原晋駅伝対策委員長ら6人が12月25日、東京都庁に小池百合子知事、神奈川県庁に黒岩祐治知事を訪問した。 この日発表された出場校の増加(通常開催計24チーム、記念大会計 […]

NEWS 箱根駅伝の出場チーム増が決定!記念大会も「改革」4年に一度の五輪イヤー、予選会は全国へ門戸拡大

2025.12.25

箱根駅伝の出場チーム増が決定!記念大会も「改革」4年に一度の五輪イヤー、予選会は全国へ門戸拡大

関東学生陸上競技連盟(関東学連)は12月25日、箱根駅伝における「記念大会改革」と「出走チーム数増加」について発表した。 2028年の第104回大会から、これまで5年に1回だった記念大会を五輪イヤーの4回大会ごとに変更。 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/前年より質・量ともに充実の山梨学大 主将の弓削征慶「今までより良い位置で走れる」

2025.12.25

箱根駅伝Stories/前年より質・量ともに充実の山梨学大 主将の弓削征慶「今までより良い位置で走れる」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「山上り一本にかける」 箱根駅伝予選会の出場を回避した山梨学大のキャ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top