◇全日本実業団対抗(9月24~26日/大阪・ヤンマースタジアム長居)3日目
全日本実業団対抗の3日目、男子200mは東京五輪代表の小池祐貴(住友電工)が20秒55(+2.9)で貫禄勝ちを収めた。
前日の100mを10秒19で制した小池。今年の日本選手権を制している200mでもしっかりと勝ちきった。「ある程度気持ち良く。前半行きつつ、後半しっかり追い込む、押し切る。そこはできたかな」と及第点。「勝たないといけないレースで自分の走りに集中。勝ちきるのは大事なこと」と言う一方で、「こういう条件でも参加標準記録(20秒24)を切れるようにしていきたい」と話す。
今年は東京五輪については個人種目で200mの代表を辞退して100mを選択。4×100mリレーと2種目に出場した。来季も「100mと200mの選手として」という思いは変わらない。両種目を兼ねるためには、「パワーで押し切るよりも効率のいい走りが求められる」と小池。1大会で2種目を走ることで「筋肉痛も来ていますし、睡眠もうまくいかないなど影響がある」。そのため、「予選で押し切って決勝に行くと身体が動かないという経験があるので、精度の高い、90点以上のムラのない走りをしないといけない」と、ベースアップを目指していく。
100mのあとは「同じ失敗をしない」と語っていた小池。201年年ドーハ世界選手権に続いて2度目の世界選手権に向け、さらに自らの走りを追求する構えだ。

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