HOME ニュース、国内

2021.09.26

小池祐貴200m20秒55でV100mと2冠「勝ちきるのは大事なこと」来季も2種目挑戦/全日本実業団
小池祐貴200m20秒55でV100mと2冠「勝ちきるのは大事なこと」来季も2種目挑戦/全日本実業団


◇全日本実業団対抗(9月24~26日/大阪・ヤンマースタジアム長居)3日目

全日本実業団対抗の3日目、男子200mは東京五輪代表の小池祐貴(住友電工)が20秒55(+2.9)で貫禄勝ちを収めた。

前日の100mを10秒19で制した小池。今年の日本選手権を制している200mでもしっかりと勝ちきった。「ある程度気持ち良く。前半行きつつ、後半しっかり追い込む、押し切る。そこはできたかな」と及第点。「勝たないといけないレースで自分の走りに集中。勝ちきるのは大事なこと」と言う一方で、「こういう条件でも参加標準記録(20秒24)を切れるようにしていきたい」と話す。

広告の下にコンテンツが続きます

今年は東京五輪については個人種目で200mの代表を辞退して100mを選択。4×100mリレーと2種目に出場した。来季も「100mと200mの選手として」という思いは変わらない。両種目を兼ねるためには、「パワーで押し切るよりも効率のいい走りが求められる」と小池。1大会で2種目を走ることで「筋肉痛も来ていますし、睡眠もうまくいかないなど影響がある」。そのため、「予選で押し切って決勝に行くと身体が動かないという経験があるので、精度の高い、90点以上のムラのない走りをしないといけない」と、ベースアップを目指していく。

100mのあとは「同じ失敗をしない」と語っていた小池。201年年ドーハ世界選手権に続いて2度目の世界選手権に向け、さらに自らの走りを追求する構えだ。

◇全日本実業団対抗(9月24~26日/大阪・ヤンマースタジアム長居)3日目 全日本実業団対抗の3日目、男子200mは東京五輪代表の小池祐貴(住友電工)が20秒55(+2.9)で貫禄勝ちを収めた。 前日の100mを10秒19で制した小池。今年の日本選手権を制している200mでもしっかりと勝ちきった。「ある程度気持ち良く。前半行きつつ、後半しっかり追い込む、押し切る。そこはできたかな」と及第点。「勝たないといけないレースで自分の走りに集中。勝ちきるのは大事なこと」と言う一方で、「こういう条件でも参加標準記録(20秒24)を切れるようにしていきたい」と話す。 今年は東京五輪については個人種目で200mの代表を辞退して100mを選択。4×100mリレーと2種目に出場した。来季も「100mと200mの選手として」という思いは変わらない。両種目を兼ねるためには、「パワーで押し切るよりも効率のいい走りが求められる」と小池。1大会で2種目を走ることで「筋肉痛も来ていますし、睡眠もうまくいかないなど影響がある」。そのため、「予選で押し切って決勝に行くと身体が動かないという経験があるので、精度の高い、90点以上のムラのない走りをしないといけない」と、ベースアップを目指していく。 100mのあとは「同じ失敗をしない」と語っていた小池。201年年ドーハ世界選手権に続いて2度目の世界選手権に向け、さらに自らの走りを追求する構えだ。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.13

日本代表男子最年長35km競歩・勝木隼人が銅メダル! 「最高の形でレースを終えられた」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)1日目 東京世界陸上1日目のモーニングセッションが行われ、男子35km競歩では勝木隼人(自衛隊体育学校)が2時間29分16秒で銅メダルを獲得した。 日本代表男子最年長34歳 […]

NEWS 日本勢は勝木隼人が銅!オープニング種目35km競歩でメダル「第1号」/東京世界陸上

2025.09.13

日本勢は勝木隼人が銅!オープニング種目35km競歩でメダル「第1号」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)1日目 東京世界陸上1日目のモーニングセッションが行われ、男子35km競歩では勝木隼人(自衛隊体育学校)が2時間29分16秒で銅メダルを獲得した。 勝木は序盤から川野ととも […]

NEWS 800m久保凛が描く十七歳の地図「1本でも多く走りたい」中学時代「帰りたい」と泣いた少女が日本代表になるまで/東京世界陸上

2025.09.13

800m久保凛が描く十七歳の地図「1本でも多く走りたい」中学時代「帰りたい」と泣いた少女が日本代表になるまで/東京世界陸上

女子800mで東京世界選手権の代表入りを果たした久保凛(東大阪大敬愛高3)。女子個人では2007年大阪大会で10000mに出場した絹川愛(仙台育英高)以来、18年ぶり5人目の高校生代表となる。 仲間を目いっぱい応援し、良 […]

NEWS 800m・落合晃が初の大舞台へ「チャレンジするだけ」Ggoatで練習「一本一本が試合くらい」 /東京世界陸上

2025.09.13

800m・落合晃が初の大舞台へ「チャレンジするだけ」Ggoatで練習「一本一本が試合くらい」 /東京世界陸上

高校時代から強く意識をしてきたシニアの世界大会の舞台へ、19歳の落合晃(駒大)が東京の地で挑戦する。 「チャレンジするだけです。日本記録(1分44秒80)はしっかり更新したいと思いますし、まずは世界の舞台を体感したいです […]

NEWS 東京世界陸上、ついに開幕!!34年ぶり聖地決戦、7時30分の35km競歩からスタート、午後に100m予選など

2025.09.13

東京世界陸上、ついに開幕!!34年ぶり聖地決戦、7時30分の35km競歩からスタート、午後に100m予選など

34年ぶりに東京開催となる世界陸上がいよいよ今日開幕する。 オープニングとなるのは男子、女子同時スタートの35km競歩。もともと8時スタートだったが、残暑の影響で30分前倒しの7時30分開始に変更。国立競技場発着の神宮外 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top