表彰式に出席した三浦・泉谷。印西市のマスコット「いんザイ君」と共に写真に収まった(写真提供:印西市)
東京五輪男子3000m障害で五輪7位入賞の三浦龍司(順大2年)と同110m障害代表の泉谷駿介(順大4年)が21日、練習拠点のある千葉県印西市役所での表彰式に出席した。三浦には市長特別賞、泉谷には感謝状が贈られた。
三浦は東京五輪を振り返り、「日本記録を更新し、決勝で入賞もできて内容の濃い大会になった。これを糧にレベルアップし、パリ五輪ではさらにいい結果を報告できるように頑張りたい」と展望を語った。今後は駅伝に切り替え、まずは来月10日に地元・島根で開催される出雲駅伝に出場予定。「陸上を通して地元で走る機会を得ることができてうれしい。島根で結果を出すことが大きな意味を持っている。十分な調整をして良いパフォーマンスしたい」と意気込んだ。
泉谷は日本勢57年ぶりの準決勝進出について、「決勝進出を目標にしていたので、全体10番で悔しさを感じた。パリ五輪で晴らせるように頑張りたい」と、先を見据えていた。
ともに表彰式に出席した山崎一彦監督は、「2人はパリ五輪でのメダルを期待されているし、かなり現実的。これからの日本陸上界、スポーツ界をけん引していく存在になると思う」と期待を込めた。

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