HOME ニュース、国内

2021.08.17

三重国体の無観客開催が決定 水泳など4競技は実施 陸上競技を含む本大会の開催可否は9月4日に判断
三重国体の無観客開催が決定 水泳など4競技は実施 陸上競技を含む本大会の開催可否は9月4日に判断


三重県の鈴木英敬知事は17日に行われた記者会見で、9月に開催される三重国体(陸上競技会期:9月30日~10月4日)について、新型コロナウイルス感染症拡大の影響をうけ、全競技を無観客で実施することを発表した。

三重県内では8月以降にコロナウイルスの感染者が急増し、17日には208人が陽性者と判定。1日の感染者数が過去最多になり、病床使用率も16日時点で53%と医療機関の負担も大きくなっていた。これを受けて三重県は今後、県内で新型コロナウイルスの患者受け入れが難しくなるととして、9月からの国体の観客受け入れを断念した。

一方、9月4日から会期前競技として予定されている水泳、体操、レスリング、柔道の4競技の実施を発表。その上で鈴木知事は9月25日から始まる開閉会式や陸上競技を含む本大会開催の可否については、「全国や県内の感染状況、高校野球やインターハイ、全国中学校体育大会などの大規模大会の実施結果などを勘案して、改めて9月4日に開催可否を協議する」と話した。

広告の下にコンテンツが続きます
三重県の鈴木英敬知事は17日に行われた記者会見で、9月に開催される三重国体(陸上競技会期:9月30日~10月4日)について、新型コロナウイルス感染症拡大の影響をうけ、全競技を無観客で実施することを発表した。 三重県内では8月以降にコロナウイルスの感染者が急増し、17日には208人が陽性者と判定。1日の感染者数が過去最多になり、病床使用率も16日時点で53%と医療機関の負担も大きくなっていた。これを受けて三重県は今後、県内で新型コロナウイルスの患者受け入れが難しくなるととして、9月からの国体の観客受け入れを断念した。 一方、9月4日から会期前競技として予定されている水泳、体操、レスリング、柔道の4競技の実施を発表。その上で鈴木知事は9月25日から始まる開閉会式や陸上競技を含む本大会開催の可否については、「全国や県内の感染状況、高校野球やインターハイ、全国中学校体育大会などの大規模大会の実施結果などを勘案して、改めて9月4日に開催可否を協議する」と話した。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.21

編集部コラム「柔らかい顔に」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

NEWS 「箱根路が育む挑戦」箱根駅伝シンポジウム開催!小山直城「出場した思い強かった」葛西潤「誰かのためにと走った」

2025.11.21

「箱根路が育む挑戦」箱根駅伝シンポジウム開催!小山直城「出場した思い強かった」葛西潤「誰かのためにと走った」

第102回箱根駅伝まで約40日となった11月21日、大会の機運を高めるイベント「第102回箱根駅伝シンポジウム」が、都内で開催された。 今回のメインテーマは「世界を駆ける~箱根路が育む挑戦~」。昨年のパリ五輪、9月の東京 […]

NEWS 都大路を目指す戦い 地区高校駅伝は土曜・関東大会、日曜・東海大会でラスト 全国高校駅伝出場校出そろう

2025.11.21

都大路を目指す戦い 地区高校駅伝は土曜・関東大会、日曜・東海大会でラスト 全国高校駅伝出場校出そろう

全国高校駅伝(12月21日/京都)の地区代表を懸けた地区高校駅伝が明日11月22日に関東(北関東、南関東/埼玉・熊谷スポーツ文化公園)で、あさって23日には東海(三重・三重高前発着コース)で行われる。これで、地区高校駅伝 […]

NEWS 「2強」日本郵政グループ、積水化学がV争いリード しまむら、エディオン、三井住友海上らが隙うかがう/クイーンズ駅伝みどころ

2025.11.21

「2強」日本郵政グループ、積水化学がV争いリード しまむら、エディオン、三井住友海上らが隙うかがう/クイーンズ駅伝みどころ

◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城)は11月2 […]

NEWS 来年1月の世界クロカンシニア代表発表 日本選手権5000m覇者・井川龍人、吉岡大翔、川口桃佳、信櫻空ら12名派遣

2025.11.21

来年1月の世界クロカンシニア代表発表 日本選手権5000m覇者・井川龍人、吉岡大翔、川口桃佳、信櫻空ら12名派遣

日本陸連は11月21日、第46回世界クロスカントリー選手権(来年1月10日/米国・タラハシー)のシニア日本代表12名を発表した。 シニア男女各6名ずつ。男子10kmは7月の日本選手権5000m覇者の井川龍人(旭化成)が2 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top