HOME 海外

2021.08.11

100m元世界記録保持者の息子で、19年世界リレー米国代表のキャメロン・バレル選手が26歳で死去
100m元世界記録保持者の息子で、19年世界リレー米国代表のキャメロン・バレル選手が26歳で死去

男子100mの元世界記録保持者、リロイ・バレル氏の息子で、2019年世界リレー大会(横浜)などで米国代表の経験があるキャメロン・バレル選手が8月9日に26歳で死去した。出身大学であるヒューストン大陸上部が発表した。死因については明らかにされていない。

キャメロン選手は、父が2度目の世界記録となる9秒85を打ち立てた1994年の生まれ。大学在学中の2017年に9秒93をマークし、史上初めて9秒台スプリンターの親子と報じられた。同年に行われたユニバーシアード(台北)では銅メダルを獲得している。

翌18年には、父親も頂点に立った全米学生選手権を制覇。19年の世界リレー大会では、4×100mリレー米国代表として予選でアンカーを務めた。今季も5月まで国内の競技会に出場していた。

父のリロイ氏は1991年に100mで9秒90の世界新記録をマーク。また、4×100mリレーでは92年バルセロナ五輪や世界選手権(91年、93年)で米国の金メダルメンバーだった。母のミシェル氏も、バルセロナ五輪200mで7位に入っている。

男子100mの元世界記録保持者、リロイ・バレル氏の息子で、2019年世界リレー大会(横浜)などで米国代表の経験があるキャメロン・バレル選手が8月9日に26歳で死去した。出身大学であるヒューストン大陸上部が発表した。死因については明らかにされていない。 キャメロン選手は、父が2度目の世界記録となる9秒85を打ち立てた1994年の生まれ。大学在学中の2017年に9秒93をマークし、史上初めて9秒台スプリンターの親子と報じられた。同年に行われたユニバーシアード(台北)では銅メダルを獲得している。 翌18年には、父親も頂点に立った全米学生選手権を制覇。19年の世界リレー大会では、4×100mリレー米国代表として予選でアンカーを務めた。今季も5月まで国内の競技会に出場していた。 父のリロイ氏は1991年に100mで9秒90の世界新記録をマーク。また、4×100mリレーでは92年バルセロナ五輪や世界選手権(91年、93年)で米国の金メダルメンバーだった。母のミシェル氏も、バルセロナ五輪200mで7位に入っている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.05.01

東京メトロに伊東明日香が入部 「競技が続けられる環境があることに感謝」

東京メトロは5月1日、伊東明日香が入部したと発表した。今年3月31日に埼玉医科大グループを退部していた。 伊東は東京・順天高時代から全国高校駅伝に出場。東洋大進学後は全日本女子大学駅伝や富士山女子駅伝など全国大会に出走し […]

NEWS 九電工にケニア出身のキプンゲノ・ニアマイアが加入 ハーフマラソンなどロードが主戦場

2025.05.01

九電工にケニア出身のキプンゲノ・ニアマイアが加入 ハーフマラソンなどロードが主戦場

九電工は5月1日、ケニア出身のキプンゲノ・ニアマイアが同日付で加入したと発表した。 ニアマイアはケリンゲット高出身の27歳。ハーフマラソンや10kmなどロードレースを主戦場としている。自己ベストは5000m13分57秒3 […]

NEWS アディダスによるスポーツを通じたグローバルムーブメント「MOVE FOR THE PLANET」が今年も開催!

2025.05.01

アディダスによるスポーツを通じたグローバルムーブメント「MOVE FOR THE PLANET」が今年も開催!

アディダス ジャパンは、未来のスポーツ環境を支えるためのグローバルムーブメント「MOVE FOR THE PLANET(ムーブ・フォー・ザ・プラネット)」を5月12日~25日まで開催することを発表した。5月12日の計測開 […]

NEWS 水戸招待のエントリー発表! 棒高跳に柄澤智哉、山本聖途、諸田実咲ら男女トップ集結 戸邉直人、城山正太郎も出場予定

2025.04.30

水戸招待のエントリー発表! 棒高跳に柄澤智哉、山本聖途、諸田実咲ら男女トップ集結 戸邉直人、城山正太郎も出場予定

5月5日に行われる日本グランプリシリーズ第7戦「2025水戸招待陸上」のエントリー選手が発表された。男子棒高跳には東京五輪代表の山本聖途(トヨタ自動車)、江島雅紀(富士通)や世界選手権代表経験のある柄澤智哉(東京陸協)ら […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

2025.04.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」 昨年は記念大会となる第100回箱根駅伝が開催され […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top