HOME 東京五輪、日本代表、五輪
3000m障害・20歳の山中柚乃が健闘!「日本記録更新できず悔しい」と涙も日本人五輪最高記録
3000m障害・20歳の山中柚乃が健闘!「日本記録更新できず悔しい」と涙も日本人五輪最高記録


写真/時事

◇東京五輪(7月30日~8月8日/国立競技場)陸上競技2日目

広告の下にコンテンツが続きます

陸上競技3日目のモーニングセッション、女子3000m障害予選2組に山中柚乃(愛媛銀行)が出場。この種目で日本人3人目のオリンピックとなった。

山中は「初めて海外の選手と走るので歩幅やハードリングが合わないと思いましたし、実力も離れているので」集団後方に食らいつくレースを展開。「マイペースかつ積極的に」と走り、最後はトップから離されても粘りきり、9分43秒83で10着だった。

「早狩(実紀)さんの日本記録(9分33秒93)を目指していたので悔しい」と涙を浮かべたが、自己記録9分41秒84には届かずもパフォーマンス日本歴代6位。オリンピック日本人最高成績(08年北京五輪/早狩・9分49秒70=予選1組16着)と大健闘と言える。

大阪・大塚高校から愛媛銀行に進んで、まだ20歳の山中。「強い方々と走るのが楽しみでワクワクしていました。これから毎年国際大会があるので、日本記録を更新して、今度はワールドランキングではなく参加標準記録を突破して出られるようにしたい」と、初の国際舞台経験を糧にするつもりだ。

広告の下にコンテンツが続きます
写真/時事 ◇東京五輪(7月30日~8月8日/国立競技場)陸上競技2日目 陸上競技3日目のモーニングセッション、女子3000m障害予選2組に山中柚乃(愛媛銀行)が出場。この種目で日本人3人目のオリンピックとなった。 山中は「初めて海外の選手と走るので歩幅やハードリングが合わないと思いましたし、実力も離れているので」集団後方に食らいつくレースを展開。「マイペースかつ積極的に」と走り、最後はトップから離されても粘りきり、9分43秒83で10着だった。 「早狩(実紀)さんの日本記録(9分33秒93)を目指していたので悔しい」と涙を浮かべたが、自己記録9分41秒84には届かずもパフォーマンス日本歴代6位。オリンピック日本人最高成績(08年北京五輪/早狩・9分49秒70=予選1組16着)と大健闘と言える。 大阪・大塚高校から愛媛銀行に進んで、まだ20歳の山中。「強い方々と走るのが楽しみでワクワクしていました。これから毎年国際大会があるので、日本記録を更新して、今度はワールドランキングではなく参加標準記録を突破して出られるようにしたい」と、初の国際舞台経験を糧にするつもりだ。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.22

佐久長聖1年の橋本蒼平が5000m14分30秒50でトップ/SGH文スポ チャレンジ

12月23日、滋賀県守山市のSGホールディングスグループ陸上競技場で令和7年度SGH文スポ チャレンジ競技会が開催された。 同大会は主に前日の全国高校駅伝(男子)に出場した学校のうち、出走できなかった選手たちを中心に参加 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/継続中最長シード・東洋大 激動のシーズンに高まる結束力 2年生世代が台頭

2025.12.22

箱根駅伝Stories/継続中最長シード・東洋大 激動のシーズンに高まる結束力 2年生世代が台頭

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「チームのために走る」 20年連続で箱根駅伝のシード権を守り続けてい […]

NEWS 箱根駅伝Stories/悔しさを味わってきた東農大・原田洋輔 「がっつり爪痕を残したい」 地元・戸塚で貢献を

2025.12.22

箱根駅伝Stories/悔しさを味わってきた東農大・原田洋輔 「がっつり爪痕を残したい」 地元・戸塚で貢献を

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 身近にあった箱根駅伝 10月の箱根駅伝予選会で東農大は6位を占め、2 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/ハーフで強さ示してきた帝京大・島田晃希 「エース区間を走りたい」期待の“大器”最後の舞台へ

2025.12.22

箱根駅伝Stories/ハーフで強さ示してきた帝京大・島田晃希 「エース区間を走りたい」期待の“大器”最後の舞台へ

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 身近にあった箱根駅伝 この1年で帝京大の長距離種目の歴代記録がガラリ […]

NEWS 大学対校男女混合駅伝のアンバサダーに堀未央奈が就任!来年2月15日開催、22チーム出場

2025.12.22

大学対校男女混合駅伝のアンバサダーに堀未央奈が就任!来年2月15日開催、22チーム出場

第6回全国大学対校男女混合駅伝の大会要項が公開され、大会アンバサダーに元乃木坂46の堀未央奈さんが選ばれた。 堀さんは乃木坂46の2期生として加入し、『バレッタ』でセンターを務めるなど人気メンバーとして活躍。21年3月に […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top