HOME 東京五輪、日本代表、五輪
走幅跳・城山正太郎と津波響樹は予選敗退 ともに悔しさにじませる
走幅跳・城山正太郎と津波響樹は予選敗退 ともに悔しさにじませる


写真/時事
◇東京五輪(7月30日~8月8日/国立競技場)陸上競技2日目

陸上競技2日目のイブニングセッション、男子走幅跳には3選手が出場。橋岡優輝(富士通)は決勝進出を果たしたが、城山正太郎(ゼンリン)と津波響樹(大塚製薬)のは予選敗退に終わった。

ともに初の五輪。日本記録8m40を持つ城山は1回目にうまく踏み切れず6m24(+0.6)。「思っていたような動きはできていましたが、(踏み切りで)つぶれてしまってペースが崩れた」。2回目には7m70(+0.3)と記録を伸ばしたが、通過記録の8m15、そして記録上位12人にも入れなかった。

広告の下にコンテンツが続きます

「決勝を目標にしてきたがかなわず悔しいです。オリンピックは全選手が目指すところ。まずは来年の世界選手権に出て、3年後のパリ五輪を見据えていきたい」と前を向いた。

津波は「アップから調子が良くて1回目から8m15を狙った」と言うが7m52(-0.4)。「いざピットに立つと自分の力が出せませんでした」と、最終的に2回目の7m61(±0.0)が最高記録となった。

「来年の世界選手権を目標に、この2年の跳躍を全部見直してまたゼロから考えていきたい」

悔しい結果になったが、ともにドーハ世界選手権、そして東京五輪に橋岡とともに出場。3人エントリーしたことは日本の男子走幅跳にとって大きなトピックだ。さらに切磋琢磨をして高みを目指していくことだろう。

写真/時事 ◇東京五輪(7月30日~8月8日/国立競技場)陸上競技2日目 陸上競技2日目のイブニングセッション、男子走幅跳には3選手が出場。橋岡優輝(富士通)は決勝進出を果たしたが、城山正太郎(ゼンリン)と津波響樹(大塚製薬)のは予選敗退に終わった。 ともに初の五輪。日本記録8m40を持つ城山は1回目にうまく踏み切れず6m24(+0.6)。「思っていたような動きはできていましたが、(踏み切りで)つぶれてしまってペースが崩れた」。2回目には7m70(+0.3)と記録を伸ばしたが、通過記録の8m15、そして記録上位12人にも入れなかった。 「決勝を目標にしてきたがかなわず悔しいです。オリンピックは全選手が目指すところ。まずは来年の世界選手権に出て、3年後のパリ五輪を見据えていきたい」と前を向いた。 津波は「アップから調子が良くて1回目から8m15を狙った」と言うが7m52(-0.4)。「いざピットに立つと自分の力が出せませんでした」と、最終的に2回目の7m61(±0.0)が最高記録となった。 「来年の世界選手権を目標に、この2年の跳躍を全部見直してまたゼロから考えていきたい」 悔しい結果になったが、ともにドーハ世界選手権、そして東京五輪に橋岡とともに出場。3人エントリーしたことは日本の男子走幅跳にとって大きなトピックだ。さらに切磋琢磨をして高みを目指していくことだろう。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.20

旭化成のエマニエル・キプルトに出場停止処分 世界陸連が発表

世界陸連(WA)は12月19日、旭化成に所属するエマニエル・キプルト(ケニア)に対して、出場停止処分を科したと発表した。 処分理由の詳細について、WAは明らかにしていないが、「アスリート代理人規則に基づく異議申し立てを受 […]

NEWS 東京世界陸上代表・小池祐貴と中島ひとみが人気番組「逃走中」に参戦! 自慢のスプリントで逃げ切りなるか

2025.12.20

東京世界陸上代表・小池祐貴と中島ひとみが人気番組「逃走中」に参戦! 自慢のスプリントで逃げ切りなるか

東京世界選手権代表で男子短距離の小池祐貴(住友電工)と女子100mハードルの中島ひとみ(長谷川体育施設)が、フジテレビの人気番組「逃走中」に出演することが発表された。 小池は19年に100mで9秒98をマーク。今季は5月 […]

NEWS 川口桃佳が自己記録に迫る5000m15分26秒59 3年ぶりの15分30秒切り/日体大女子長距離競技会

2025.12.20

川口桃佳が自己記録に迫る5000m15分26秒59 3年ぶりの15分30秒切り/日体大女子長距離競技会

12月20日、神奈川県横浜市の日体大健志台陸上競技場で第26回日体大女子長距離競技会が行われ、5000m4組では川口桃佳(ユニクロ)が15分26秒59で1着となった。 川口は11月のクイーンズ駅伝で、1区を務め5位と好走 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/日大・山口彰太「万全の状態で本戦を」 2度目の舞台は往路で勝負

2025.12.20

箱根駅伝Stories/日大・山口彰太「万全の状態で本戦を」 2度目の舞台は往路で勝負

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 1年目はケガや長期離脱 「こうすれば良かった、という後悔が一切ない走 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/最後のエース区間へ意欲を燃やす神奈川大・宮本陽叶 あこがれのOBに「やっと記録で追いつけた」

2025.12.20

箱根駅伝Stories/最後のエース区間へ意欲を燃やす神奈川大・宮本陽叶 あこがれのOBに「やっと記録で追いつけた」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 エース区間で苦戦も悲観せず 神奈川大のエース・宮本陽叶(4年)が最後 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top