高橋尚子さんらの手によって運ばれた日の丸が掲げられ、東京五輪がいよいよ開幕(写真/時事)
第32回夏季オリンピック競技大会の開会式が7月23日、国立競技場で行われた。コロナ禍の影響で1年の延期、さらにはほとんどの競技で無観客という状況ながら、世界のアスリートが一心に目指してきたスポーツの祭典がついに開幕。8月8日まで、17日間にわたる熱戦がスタートする。
今大会は205の国と地域、難民選手団を加えた約1万1千人の選手が参加。陸上競技は7月30日から、大会最終日の8月8日までの10日間の日程で実施される。
人類は多種多様な違いを活かしながら、共感を通じて連帯し、助け合って生きていくことができる、という願いが込められた「United by Emotion」をテーマに掲げた開会式は、午後8時から始まり、カウントダウン映像とともに東京2020のエンブレムカラーでもある藍と白を基調とした花火が打ち上げられた。
天皇陛下がご臨席された(写真/時事)
IOCのトーマス・バッハ会長の案内で、天皇陛下が貴賓席にご臨席された後、ウエイトリフティングで1964年東京、68年メキシコ2大会連続金メダルの三宅義信さん、00年シドニー五輪女子マラソン金メダルの高橋尚子さんら6人の手によって国旗が入場。MISIAの君が代独唱とともに、日の丸が国立競技場の夜空に掲げられた。
圧巻の歌声で君が代を独唱したMISIA(写真/時事)



|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.07.09
【女子2000m障害】シュブルチェック・アンナ(牛久高)6分25秒96=高校最高
2025.07.09
【女子100m】バログン・イズミ(千住ジュニア・中2)11秒93=中2歴代5位
-
2025.07.09
-
2025.07.05
2025.06.17
2025中学最新ランキング【男子】
-
2025.06.17
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.09
BROOKSの人気クッションモデル「Glycerin MAX」から待望の新色が7月18日より登場!
米国No.1ランニングシューズブランド「BROOKS(ブルックス)」は、2024年10月の発売以来、多くのランナーから高い支持を集めている「Glycerin MAX(グリセリンマックス)」の新色(グレー、イエローグリーン […]
2025.07.09
【女子2000m障害】シュブルチェック・アンナ(牛久高)6分25秒96=高校最高
7月5日の茨城県選手権(笠松運動公園陸上競技場)少年女子A2000m障害で、シュブルチェック・アンナ(牛久高2)が6分25秒96の高校最高記録をマークした。 これまでの高校最高記録は、2022年インターハイ東北大会(オー […]
2025.07.09
【女子100m】バログン・イズミ(千住ジュニア・中2)11秒93=中2歴代5位
東京・江東区選手権が6月29日、夢の島競技場で行われ、中学2年女子100mでバログン・イズミ(千住ジュニア)が中2歴代5位の11秒93(+1.8)をマークした。 これまでの自己ベストは5月下旬に出した12秒21。バログン […]
2025.07.09
東京世界陸上代表・田中希実が7/12開催MDCの1500mに急きょ参戦
東京世界選手権女子1500mと5000mの両種目で代表に内定している田中希実(New Balance)が、7月12日開催の「TWOLAPS MIDDLE DISTANCE CIRCUIT Supported by On」 […]
2025.07.08
日本選手権混成、日本選手権リレーの競技日程変更 暑熱対策で11時30分から15時まで競技中断
日本陸連は7月8日、SNSを通じて、今週末の12日、13日に開催される日本選手権混成競技、日本選手権リレー(岐阜・長良川)の競技日程を変更すると発表した。 日本陸連は近年の気候変動に伴い、競技者および関係者への健康影響が […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会