HOME 国内

2021.07.17

東京五輪代表・田中希実が1500mで自身の日本記録を更新する4分04秒08!! 来年の世界選手権参加標準記録も突破/ホクレン千歳大会
東京五輪代表・田中希実が1500mで自身の日本記録を更新する4分04秒08!! 来年の世界選手権参加標準記録も突破/ホクレン千歳大会


ホクレン・ディスタンスチャレンジ2021の第5戦千歳大会が7月17日に行われ、女子1500mで東京五輪代表の田中希実(豊田自動織機TC)が4分04秒08の日本新記録をマークした。従来の日本記録は田中が昨年8月にマークした4分05秒27。

田中はペースメーカーに先導されるかたちで1周400mを65秒で通過。700mでペースメーカーが外れた後も2周目2分10秒、3周目3分15秒と、1周65秒ペースを維持し、そのまま押し切った。

これで東京五輪と来年7月の世界選手権(米国・ユージン)の参加標準記録である4分04秒20を突破。「東京五輪は期間内ではなかったけど、標準記録を破ってうれしい」と話した。7月10日に3000mの日本新、7月14日に5000mとこの1週間で3レース目。「ベストが出るとは思わなかった。3日前の5000mがふがいなかったので、その怒りをぶつけることができた。ラスト300m、200mで檄が聞こえたので、行けるかなと思った」と振り返った。

1500mと5000mで代表となっている五輪本番が迫っている。「ここまで自信を持っていなかったので、この結果を自分の調子にリンクさせたい」と力を込めた。

ホクレン・ディスタンスチャレンジ2021の第5戦千歳大会が7月17日に行われ、女子1500mで東京五輪代表の田中希実(豊田自動織機TC)が4分04秒08の日本新記録をマークした。従来の日本記録は田中が昨年8月にマークした4分05秒27。 田中はペースメーカーに先導されるかたちで1周400mを65秒で通過。700mでペースメーカーが外れた後も2周目2分10秒、3周目3分15秒と、1周65秒ペースを維持し、そのまま押し切った。 これで東京五輪と来年7月の世界選手権(米国・ユージン)の参加標準記録である4分04秒20を突破。「東京五輪は期間内ではなかったけど、標準記録を破ってうれしい」と話した。7月10日に3000mの日本新、7月14日に5000mとこの1週間で3レース目。「ベストが出るとは思わなかった。3日前の5000mがふがいなかったので、その怒りをぶつけることができた。ラスト300m、200mで檄が聞こえたので、行けるかなと思った」と振り返った。 1500mと5000mで代表となっている五輪本番が迫っている。「ここまで自信を持っていなかったので、この結果を自分の調子にリンクさせたい」と力を込めた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.05.01

東京メトロに伊東明日香が入部 「競技が続けられる環境があることに感謝」

東京メトロは5月1日、伊東明日香が入部したと発表した。今年3月31日に埼玉医科大グループを退部していた。 伊東は東京・順天高時代から全国高校駅伝に出場。東洋大進学後は全日本女子大学駅伝や富士山女子駅伝など全国大会に出走し […]

NEWS 九電工にケニア出身のキプンゲノ・ニアマイアが加入 ハーフマラソンなどロードが主戦場

2025.05.01

九電工にケニア出身のキプンゲノ・ニアマイアが加入 ハーフマラソンなどロードが主戦場

九電工は5月1日、ケニア出身のキプンゲノ・ニアマイアが同日付で加入したと発表した。 ニアマイアはケリンゲット高出身の27歳。ハーフマラソンや10kmなどロードレースを主戦場としている。自己ベストは5000m13分57秒3 […]

NEWS アディダスによるスポーツを通じたグローバルムーブメント「MOVE FOR THE PLANET」が今年も開催!

2025.05.01

アディダスによるスポーツを通じたグローバルムーブメント「MOVE FOR THE PLANET」が今年も開催!

アディダス ジャパンは、未来のスポーツ環境を支えるためのグローバルムーブメント「MOVE FOR THE PLANET(ムーブ・フォー・ザ・プラネット)」を5月12日~25日まで開催することを発表した。5月12日の計測開 […]

NEWS 水戸招待のエントリー発表! 棒高跳に柄澤智哉、山本聖途、諸田実咲ら男女トップ集結 戸邉直人、城山正太郎も出場予定

2025.04.30

水戸招待のエントリー発表! 棒高跳に柄澤智哉、山本聖途、諸田実咲ら男女トップ集結 戸邉直人、城山正太郎も出場予定

5月5日に行われる日本グランプリシリーズ第7戦「2025水戸招待陸上」のエントリー選手が発表された。男子棒高跳には東京五輪代表の山本聖途(トヨタ自動車)、江島雅紀(富士通)や世界選手権代表経験のある柄澤智哉(東京陸協)ら […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

2025.04.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」 昨年は記念大会となる第100回箱根駅伝が開催され […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top