提供:日本陸連
日本陸連は7月15日、「東京2020オリンピック結団式」をオンラインで開催。結団式の様子は関係者のみ限定公開で配信された。
室伏由佳氏が司会を務め、東京五輪選手団総監督も務める尾縣貢・日本陸連会長、麻場一徳監督の挨拶や、五輪メダリストである高平慎士氏(アスリート委員会委員長)、朝原宣治氏(日本陸連理事)、室伏広治氏(スポーツ庁長官)から激励のメッセージが寄せられた。
選手代表を務める100mハードルの寺田明日香も挨拶に登壇。「東京五輪が決まってから多くの選手が出場を目指してきました。しかし、昨年、状況は一変しました。スポーツの価値とは、アスリートの存在意義とは。自問自答する日々が続きました」と、東京五輪決定、そしてコロナ禍により1年延期してからの心境を代弁。その中でも、「一児の母である私は、多くの子供たちに頑張ることの尊さや、スポーツを通じて人生を豊かにできるということを伝え続けたいと思いました」と語る。
陸上は無観客開催となるが、「メディアを通じて多くの方に応援していただいていることを胸に、未来へつながるパフォーマンスがしたい」と決意表明。開催にあたり「ご尽力いただいている関係各所、医療従事者、ボランティア、応援してくださっている方々に感謝申し上げます」と述べ、最後に「陸上競技日本代表選手団はワンチームです。全員が全力で戦い抜いていきましょう!」と力強く言葉を結んだ。
陸上競技は7月30日に開幕する。

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.06.29
-
2025.06.17
-
2025.06.04
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.30
【高校生FOCUS】男子棒高跳・井上直哉(阿南光高)「全国3冠取りたい」と意気込むボウルターは柔道黒帯
FOCUS! 高校生INTERVIEW 井上直哉 Inoue Naoya 阿南光高3徳島 注目の高校アスリートに焦点を当てる高校生FOCUS。今回はインターハイ徳島県大会男子棒高跳で5m21の県高校新記録をマークし、続く […]
2025.06.30
【学生長距離Close-upインタビュー】急成長を続ける大東大・大濱逞真 「自信を持ってエースと言えるように」
学生長距離Close-upインタビュー 大濱逞真 Ohama Takuma 大東大2年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。49回目は、大東大の大 […]
2025.06.30
64年東京五輪5000m銅のデリンジャー氏が死去 91歳 米国代表やオレゴン大コーチも務める
6月27日、米国の元長距離選手で、後にコーチとしても活躍したビル・デリンジャー氏が逝去した。91歳だった。 デリンジャー氏は5000mで3大会連続してオリンピックに出場(1956年メルボルン、1960年ローマ、1964年 […]
2025.06.30
100mトンプソンが世界歴代6位の9秒75!! シェリー・アンも最後の国内選手権で3位/ジャマイカ選手権
東京世界選手権の代表選考会となるジャマイカ選手権が6月26日から29日にキングストンで開催された。 男子100mはK.トンプソンが世界歴代6位、今季世界最高の9秒75(+0.8)で優勝した。トンプソンは現在23歳。これま […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会