2019.07.29
【月陸NEWSまとめ】
実学対抗110mHで高山峻野が13秒30の日本新!
男子110mハードルで13秒30の日本新記録を樹立した高山峻野(ゼンリン)。これまでのベスト記録や競技実績を振り返る。また、男女スプリントハードルの好記録に沸いたオールスターナイト陸上や、翌日のトワイライト・ゲームス、そして海の向こうで行われた全米選手権のリザルトページをまとめた。
高山が13秒30の日本新
7月27日(土)のオールスターナイト陸上(第59回実学対抗)、男子110mハードルで、高山峻野(ゼンリン)が13秒30(+1.9)の日本新記録を樹立した。「練習で脚をハードルにぶつけるなどして、一度気持ちが切れそうになった」と言う高山だが、レース直前の女子100mハードルで好記録が出たことで奮起。「集中して行けた」と、スタートからグングンと加速し、ほとんど脚を当てることなく走り抜けた。
今季は6月に布勢スプリントと日本選手権の2度にわたり、13秒36の日本タイ記録をマーク。「やっと出た」と言う思いが強い特大の日本新記録は、東京五輪の参加標準記録も突破するものだった。高山のこれまでの実績と記録をまとめる。
プロフィル
高山峻野(たかやま・しゅんや)
1994年9月3日、広島県出身
広島・中広中→広島工大高→明大→ゼンリン
[自己ベスト]
110mH13秒30(19年)=日本記録
[年次ベスト]
高1(10年) 14秒88
高2(11年) 14秒56
高3(12年) 14秒10
大1(13年) 14秒07
大2(14年) 13秒95
大3(15年) 13秒76
大4(16年) 13秒58
社1(17年) 13秒44
社2(18年) 13秒45
社3(19年) 13秒30
[主要大会成績]
●国際大会
12年世界ジュニア 予選敗退
17年アジア選手権 4位
17年世界選手権 予選敗退
18年アジア大会 3位
19年アジア選手権 4位
●日本選手権
13年 予選敗退
14年 予選敗退
15年 優勝
17年 優勝
18年 2位
19年 優勝
●中学時代
2年 ジュニア五輪準決勝
3年 全中4位、ジュニア五輪3位
●高校時代
インターハイ
1年 準決勝
2年 7位
3年 失格
国体
1年 5位
3年 3位
ジュニアユース(現U20・18)
3年 6位
●大学時代
関東インカレ
1年 予選敗退
2年 準決勝敗退
3年 4位
4年 優勝
日本インカレ
1年 予選敗退
2年 準決勝敗退
3年 ―
4年 優勝
高山、中盤から別格の強さ=今季世界12位、会心の日本新(時事通信)
寺田、10年前に迫る快走(時事通信)
大会結果
実学対抗110mHで高山峻野が13秒30の日本新!
男子110mハードルで13秒30の日本新記録を樹立した高山峻野(ゼンリン)。これまでのベスト記録や競技実績を振り返る。また、男女スプリントハードルの好記録に沸いたオールスターナイト陸上や、翌日のトワイライト・ゲームス、そして海の向こうで行われた全米選手権のリザルトページをまとめた。高山が13秒30の日本新
7月27日(土)のオールスターナイト陸上(第59回実学対抗)、男子110mハードルで、高山峻野(ゼンリン)が13秒30(+1.9)の日本新記録を樹立した。「練習で脚をハードルにぶつけるなどして、一度気持ちが切れそうになった」と言う高山だが、レース直前の女子100mハードルで好記録が出たことで奮起。「集中して行けた」と、スタートからグングンと加速し、ほとんど脚を当てることなく走り抜けた。 今季は6月に布勢スプリントと日本選手権の2度にわたり、13秒36の日本タイ記録をマーク。「やっと出た」と言う思いが強い特大の日本新記録は、東京五輪の参加標準記録も突破するものだった。高山のこれまでの実績と記録をまとめる。 [caption id="attachment_3856" align="aligncenter" width="600"]
プロフィル
高山峻野(たかやま・しゅんや) 1994年9月3日、広島県出身 広島・中広中→広島工大高→明大→ゼンリン[自己ベスト]
110mH13秒30(19年)=日本記録[年次ベスト]
高1(10年) 14秒88 高2(11年) 14秒56 高3(12年) 14秒10 大1(13年) 14秒07 大2(14年) 13秒95 大3(15年) 13秒76 大4(16年) 13秒58 社1(17年) 13秒44 社2(18年) 13秒45 社3(19年) 13秒30[主要大会成績]
●国際大会 12年世界ジュニア 予選敗退 17年アジア選手権 4位 17年世界選手権 予選敗退 18年アジア大会 3位 19年アジア選手権 4位 ●日本選手権 13年 予選敗退 14年 予選敗退 15年 優勝 17年 優勝 18年 2位 19年 優勝 ●中学時代 2年 ジュニア五輪準決勝 3年 全中4位、ジュニア五輪3位 ●高校時代 インターハイ 1年 準決勝 2年 7位 3年 失格 国体 1年 5位 3年 3位 ジュニアユース(現U20・18) 3年 6位 ●大学時代 関東インカレ 1年 予選敗退 2年 準決勝敗退 3年 4位 4年 優勝 日本インカレ 1年 予選敗退 2年 準決勝敗退 3年 ― 4年 優勝 高山、中盤から別格の強さ=今季世界12位、会心の日本新(時事通信) 寺田、10年前に迫る快走(時事通信)大会結果
2019オールスターナイト陸上(実学対抗) トワイライト・ゲームス 全米選手権
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.07.04
400mHボルが結婚!世界歴代2位、23年世界陸上金メダリストの25歳
2025.07.04
日本選手権、2日目も猛暑のため競技時間変更 一部種目を夜に
2025.07.04
東京世界陸上懸けた熱戦!20年ぶり国立開催の日本選手権、今日開幕
-
2025.07.03
-
2025.07.03
-
2025.07.03
2025.07.02
HOKAの新作レーシングシューズ「ROCKET X 3」が7月2日に新登場!
-
2025.07.01
-
2025.06.27
-
2025.06.17
-
2025.06.04
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.04
400mHボルが結婚!世界歴代2位、23年世界陸上金メダリストの25歳
女子400mハードルのフェムケ・ボル(オランダ)が自身のSNSを更新し、結婚したことを報告した。 25歳のボル。自己記録の50秒95は世界歴代2位。23年ブダペスト世界選手権では金メダルに輝いた。昨年のパリ五輪では男女混 […]
2025.07.04
日本選手権、2日目も猛暑のため競技時間変更 一部種目を夜に
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権の2日目の競技開始時間の変更が決まった。 広告の下にコンテンツが続きます 主催する日本陸連は、大会前から暑熱に関する […]
2025.07.04
東京世界陸上懸けた熱戦!20年ぶり国立開催の日本選手権、今日開幕
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が今日(7月4日)に開幕する。 広告の下にコンテンツが続きます 初日のトラック種目の決勝は男子3000m障害と女子5 […]
2025.07.03
日本選手権初日の競技日程が変更 暑熱対策の一環としてフィールド種目が14時以降開始へ
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権の初日のタイムテーブル変更が発表された。 広告の下にコンテンツが続きます 大会のオープニング種目として女子棒高跳、同 […]
2025.07.03
1500m、5000m出場の田中希実 代表内定とともに「世界陸上で戦うことを意識したレース」を目指す 廣中との対戦「楽しみ」/日本選手権
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権の開幕を控え、前日会見が国立競技場で行われ、女子1500m、5000mに出場する田中希実(New Balance)が […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会