HOME ニュース、国内

2021.06.25

女子400mは小林茉由が初優勝!日本歴代4位の52秒86で3連覇懸かる青山聖佳を抑える/日本選手権
女子400mは小林茉由が初優勝!日本歴代4位の52秒86で3連覇懸かる青山聖佳を抑える/日本選手権


◇日本選手権(6月24日~27日/大阪・ヤンマースタジアム長居)

東京五輪代表選考会となる第105回日本選手権の2日目。女子400mで連覇中の青山聖佳(大阪成蹊大AC)を抑え、小林茉由(J.VIC)が優勝。日本歴代4位の52秒86をマークし、「調子は良かったですが52秒台はいつか出ればと思っていた記録」と自身も驚きの好記録だった。

悪い時は「コーナーでぎこちなくなる」という小林。だがこの日は青山に先行されても「スムーズに行けて、最後も腕がもげるくらい振れた」と振り返る。残り30mあたりで青山をとらえ、初Vのフィニッシュへと飛び込んだ。

広告の下にコンテンツが続きます

東京・八王子高から日体大に進学し、卒業後も競技を継続。今は母校の八王子高で“先生”として高校生たちと一緒に汗を流す。「練習拠点を変えてから、より頑張らないと、と思って取り組んできました」。昨年から急成長を見せ、日本代表にも選出。世界リレーから日本選手権のオープンレースまで、4×400mリレーでの東京五輪代表権に向けて走った。そこに届かず、「代表があったから頑張ってこられたし、やっぱりリレーで結果を出したかった思いが強い」と小林。世界の扉を開くために「初心を忘れずに取り組みながら1位を取っていきたい」と決意を語った。

◇日本選手権(6月24日~27日/大阪・ヤンマースタジアム長居) 東京五輪代表選考会となる第105回日本選手権の2日目。女子400mで連覇中の青山聖佳(大阪成蹊大AC)を抑え、小林茉由(J.VIC)が優勝。日本歴代4位の52秒86をマークし、「調子は良かったですが52秒台はいつか出ればと思っていた記録」と自身も驚きの好記録だった。 悪い時は「コーナーでぎこちなくなる」という小林。だがこの日は青山に先行されても「スムーズに行けて、最後も腕がもげるくらい振れた」と振り返る。残り30mあたりで青山をとらえ、初Vのフィニッシュへと飛び込んだ。 東京・八王子高から日体大に進学し、卒業後も競技を継続。今は母校の八王子高で“先生”として高校生たちと一緒に汗を流す。「練習拠点を変えてから、より頑張らないと、と思って取り組んできました」。昨年から急成長を見せ、日本代表にも選出。世界リレーから日本選手権のオープンレースまで、4×400mリレーでの東京五輪代表権に向けて走った。そこに届かず、「代表があったから頑張ってこられたし、やっぱりリレーで結果を出したかった思いが強い」と小林。世界の扉を開くために「初心を忘れずに取り組みながら1位を取っていきたい」と決意を語った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.28

中国陸連にWA加盟連盟賞 世界室内、ダイヤモンドリーグなど開催 競技会、ロードレースには600万人が参加

世界陸連(WA)は11月28日、ワールド・アスレティックス・アワード2025の加盟連盟賞に中国陸連を選出したと発表した。 加盟連盟賞は、年間を通して顕著な功績を挙げ、陸上競技の発展や知名度向上に大きく貢献した加盟連盟を表 […]

NEWS 青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表

2025.11.28

青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表

「宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2026」の実行委員会は、11月20日時点の出場予定校を発表した。 箱根駅伝で総合3連覇を狙う青学大や、前回大会で2連覇を飾った國學院大、全日本大学駅伝2位の中大、出雲駅伝で2位の早大など関 […]

NEWS デフリンピック陸上は金5つ含む11個のメダル獲得 円盤投・湯上剛輝、400m山田真樹ら躍動

2025.11.28

デフリンピック陸上は金5つ含む11個のメダル獲得 円盤投・湯上剛輝、400m山田真樹ら躍動

4年に一度、聴覚障者のための世界規模の総合スポーツ競技大会「デフリンピック」が11月26日に閉幕した。創設100周年の節目で初の日本開催だった今回、日本代表は過去最多となる51個のメダルを獲得した。各会場も盛り上がりを見 […]

NEWS 22年世界陸上走幅跳金メダル・王嘉男 ドーピング陽性反応も嫌疑なし AIUが正式に報告

2025.11.28

22年世界陸上走幅跳金メダル・王嘉男 ドーピング陽性反応も嫌疑なし AIUが正式に報告

世界陸連(WA)の独立不正調査機関「アスリート・インテグリティ・ユニット(AIU)」は11月27日、男子走幅跳でオレゴン世界選手権金メダルを獲得した王嘉男(中国)のドーピング疑惑について、違反はなかったことを確認し、処分 […]

NEWS プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催

2025.11.27

プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催

11月27日、日本陸連は2024年度から取り組むプロジェクト「RIKUJO JAPAN」の一環として、「~スポーツの垣根を超える~ 2025 TSUTSUGO SPORTS ACADEMY FESTIVAL × RIKU […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top