HOME 国内

2021.06.21

日本陸連新会長に尾縣貢氏  副会長には瀬古利彦氏と有森裕子氏が就任
日本陸連新会長に尾縣貢氏  副会長には瀬古利彦氏と有森裕子氏が就任

尾縣貢氏

日本陸連は6月21日に開かれた理事会で、新会長に前専務理事の尾縣貢氏が就任したことを発表した。

合わせて、副会長に瀬古利彦氏、有森裕子氏、黄倉寿雄氏、専務理事には同陸連前事務局長の風間明氏、新設された常務理事には現強化委員会委員長の麻場一徳氏、高橋尚子氏ら5名が選出された。

広告の下にコンテンツが続きます

新会長の尾縣氏と、新専務理事の風間氏が会見に臨み、尾縣会長は「競技団体のエンジンは何と言ってもアスリートの活躍。ただ、狭義の強化から広義の強化へ。トップアスリートの活躍をエンジンに、競技人口やアスレティックファミリーの増加、ウエルネス人口の増加にもつなげたい。そのために競技会をいかにおもしろくするかが必要」と述べ、さらにはランニングを中心としたウエルネス陸上の発展、指導者の育成、運営基盤の強化、女性理事を40%を目指すなど多様性の推進を目標に掲げた。

風間専務理事も「これまで事務局員として勤めた30年の間と、考え方は同じ。陸上競技は楽しいもの。いろんな人と連携し、その楽しさを共有することで、陸上競技を向上させていきたい」と話した。

日本陸連は6月21日に開かれた理事会で、新会長に前専務理事の尾縣貢氏が就任したことを発表した。 合わせて、副会長に瀬古利彦氏、有森裕子氏、黄倉寿雄氏、専務理事には同陸連前事務局長の風間明氏、新設された常務理事には現強化委員会委員長の麻場一徳氏、高橋尚子氏ら5名が選出された。 新会長の尾縣氏と、新専務理事の風間氏が会見に臨み、尾縣会長は「競技団体のエンジンは何と言ってもアスリートの活躍。ただ、狭義の強化から広義の強化へ。トップアスリートの活躍をエンジンに、競技人口やアスレティックファミリーの増加、ウエルネス人口の増加にもつなげたい。そのために競技会をいかにおもしろくするかが必要」と述べ、さらにはランニングを中心としたウエルネス陸上の発展、指導者の育成、運営基盤の強化、女性理事を40%を目指すなど多様性の推進を目標に掲げた。 風間専務理事も「これまで事務局員として勤めた30年の間と、考え方は同じ。陸上競技は楽しいもの。いろんな人と連携し、その楽しさを共有することで、陸上競技を向上させていきたい」と話した。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.23

箱根駅伝Stories/3度目の山で伝説を作る早大・工藤慎作 スピードに磨き「ストロングポイントとして活躍を」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 中学では当初卓球部を希望 「いよいよ始まるなっていうところで、純粋に […]

NEWS 箱根駅伝Stories/東京国際大・大村良紀「10区で展開を作っていく走りを」 集大成の舞台で全力を出し切る

2025.12.23

箱根駅伝Stories/東京国際大・大村良紀「10区で展開を作っていく走りを」 集大成の舞台で全力を出し切る

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 競技を続けるきっかけは消去法 「大村良紀=10区」、という構図ができ […]

NEWS 箱根駅伝Stories/自信と屈辱を経てたくましく成長した中大・岡田開成 「自分がゲームチェンジャーになろう」

2025.12.23

箱根駅伝Stories/自信と屈辱を経てたくましく成長した中大・岡田開成 「自分がゲームチェンジャーになろう」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 武者修行で変わった“基準” 中大・岡田開成(2年)にとって第101回 […]

NEWS ニューイヤー駅伝「クマ対応」発表 桐生市内一部エリアに出没例 該当区間の中止も

2025.12.23

ニューイヤー駅伝「クマ対応」発表 桐生市内一部エリアに出没例 該当区間の中止も

一般社団法人日本実業団陸上競技連合は12月23日、第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の「クマ対応」について発表した。 同大会は群馬県庁スタート・フィニッシュで、前橋市、高崎市、伊勢崎氏、太田市、桐生市をめぐ […]

NEWS 短距離の竹田一平がスズキを退社「一生の宝物」今後も競技継続 中大2年時にU20代表

2025.12.23

短距離の竹田一平がスズキを退社「一生の宝物」今後も競技継続 中大2年時にU20代表

スズキは12月末をもって男子短距離の竹田一平が退社・退団すると発表した。 竹田は埼玉県出身の28歳。不動岡高時代は走幅跳や三段跳をメインにしていたが、中大から本格的にスプリントへ。大学2年だった2016年には10秒27を […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top