
◇Denka Athletics Challenge Cup2021(6月6日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)
サトウ食品日本グランプリシリーズのデンカチャレンジ、男子10000mが行われ、東京五輪を目指して田澤廉(駒大)が出場した。国内の外国人選手をペースメーカー代わりにし、1000mを2分42秒で通過。その後も1周65~67秒の少しの上げ下げのあるなかで走り、5000mは13分46秒。だが、徐々にペースが落ち、最後は27分52秒52でトップでフィニッシュした。
「自分の決めた目標をクリアできず残念」と田澤。東京五輪の参加標準記録27分28秒00を一つの目安に走ったが、腰の違和感など「故障明けだった」ことも明かす。しかし、「いかに良いコンディションでいけるかだったので厳しかったが、それも踏まえて(の挑戦)。いいわけになるので」と、2試合連続27分台にも悔しがった。
それでも挑戦したのは「オリンピックを最後まであきらめたくなかった」から。「27分は当たり前で、27分30秒はそんなに高くないし、そういう選手だという自覚を持って練習に取り組みたい」という田澤。すでに10000mでは参加標準記録を突破している選手がターゲットナンバー以上の30人を超えている。辞退選手が増えればワールドランキングでもわずかな可能性を残すが、現時点で東京五輪の出場圏内には入れていない。
今後は「学生トップは目標ではなく最低限。実業団の日本トップ選手にどれだけ近づけるかを目標にやっていきたい」。駒大のエース、そして主将として「良い流れが来ているので、自己ベストを更新している選手たちに刺激を与える走りをしてチームを引っ張りたい」と、秋以降に向けて、さらに自分に厳しく努力を重ねていくつもりだ。
◇Denka Athletics Challenge Cup2021(6月6日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)
サトウ食品日本グランプリシリーズのデンカチャレンジ、男子10000mが行われ、東京五輪を目指して田澤廉(駒大)が出場した。国内の外国人選手をペースメーカー代わりにし、1000mを2分42秒で通過。その後も1周65~67秒の少しの上げ下げのあるなかで走り、5000mは13分46秒。だが、徐々にペースが落ち、最後は27分52秒52でトップでフィニッシュした。
「自分の決めた目標をクリアできず残念」と田澤。東京五輪の参加標準記録27分28秒00を一つの目安に走ったが、腰の違和感など「故障明けだった」ことも明かす。しかし、「いかに良いコンディションでいけるかだったので厳しかったが、それも踏まえて(の挑戦)。いいわけになるので」と、2試合連続27分台にも悔しがった。
それでも挑戦したのは「オリンピックを最後まであきらめたくなかった」から。「27分は当たり前で、27分30秒はそんなに高くないし、そういう選手だという自覚を持って練習に取り組みたい」という田澤。すでに10000mでは参加標準記録を突破している選手がターゲットナンバー以上の30人を超えている。辞退選手が増えればワールドランキングでもわずかな可能性を残すが、現時点で東京五輪の出場圏内には入れていない。
今後は「学生トップは目標ではなく最低限。実業団の日本トップ選手にどれだけ近づけるかを目標にやっていきたい」。駒大のエース、そして主将として「良い流れが来ているので、自己ベストを更新している選手たちに刺激を与える走りをしてチームを引っ張りたい」と、秋以降に向けて、さらに自分に厳しく努力を重ねていくつもりだ。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.04
パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」
2025.12.04
飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催
-
2025.12.04
-
2025.12.04
-
2025.12.03
-
2025.12.02
-
2025.12.02
2025.11.28
青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表
-
2025.11.29
-
2025.12.01
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.04
パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」
24年パリ五輪男子20km競歩代表の濱西諒が12月1日に自身のSNSを更新し、所属していたサンベルクスを11月末で退社したことを発表した。 濱西は大阪府出身で、履正社高から競歩に取り組み、国体優勝など早くから頭角を現した […]
2025.12.04
飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催
東京世界選手権男子200m代表の飯塚翔大(ミズノ)が11月30日から12月3日まで、ラオスを訪問。4日にリモートで現地で行った活動について報告会見を行った。 飯塚はJICA(国際協力機構)が進める「スポーツを通じて世界平 […]
2025.12.04
世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く
世界陸連(WA)が検討していた走幅跳のルール変更案について、選手からの反発などを受けて撤回されたことを英ガーディアン紙が報じた。 走幅跳では、20cmの踏み切り板とその先に10cmの粘土板が敷かれ、踏み切り板と粘土板の境 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025