2021.05.31
5月29日、カリフォルニア州(米国)で Chula Vista フィールドフェスティバル(WAコンチネンタルツアー・ブロンズ大会)が開催され、女子のフィールド種目で好記録が生まれた。
女子走幅跳では2019年ドーハ世界選手権銅メダルのE.ブルメ(ナイジェリア)が今季世界最高、アフリカ新記録の7m17(+1.1)で優勝。従来のアフリカ記録はC.アジュンワ(ナイジェリア)が1996年にマークした7m12で、これを25年ぶりに上回った。
女子やり投ではM.マローン(米国)が66m82で米国記録を樹立。27歳のマローンはこれまでに国際大会入賞の経験はないが、今回の記録は現時点での今季の世界リスト3位にあたり、今後の活躍が期待される。女子走高跳では、19年ドーハ世界選手権銅メダリストで16年の世界室内選手権では優勝経験のあるV.カニンガム(米国)が2m02で2年ぶりの自己新。父のランドールはNFL(アメリカン・フットボール)の名クオーター・バックとして活躍したことでも知られている。
また、29日にテキサス州で開催された学生競技会(NCAA West Preliminary)では、A.ムー(米国)が49秒68の自己新、U20世界歴代4位のタイムをマーク。2週間前に自身が打ち立てた北米地区のU20記録をさらに更新した。シニアを含めた今季のリストでは現時点で4番目の記録。2002年生まれのムーは室内シーズンには600m、800mでU20世界室内記録を樹立、屋外800mでもU20北米記録を更新するなどの活躍をみせている。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.27
プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催
-
2025.11.26
-
2025.11.26
-
2025.11.25
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.27
プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催
11月27日、日本陸連は2024年度から取り組むプロジェクト「RIKUJO JAPAN」の一環として、「~スポーツの垣根を超える~ 2025 TSUTSUGO SPORTS ACADEMY FESTIVAL × RIKU […]
2025.11.27
古賀ジェレミー、ドルーリー、濱がダイヤモンドアスリート昇格!Nextageに高1の2人が新規認定
日本陸連は11月27日、「次世代において国際大会での活躍が期待できる競技者」を育成する「ダイヤモンドアスリート」の第12期認定者を発表した。 第11期でダイヤモンドアスリートNextageとして一部のプログラムに参加して […]
2025.11.27
岡田久美子が引退発表「誰よりも『速く、強く、美しく歩く選手』を目指して」女子競歩牽引し続けた第一人者
富士通は11月27日、女子競歩の岡田久美子の現役引退を発表した。かねてより「今季が本当の集大成」と話していたが、正式に発表となった。 岡田は埼玉県出身。1991年生まれの34歳で、大迫傑(リーニン)、飯塚翔太(ミズノ)、 […]
2025.11.26
熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導
熊本信愛女学院高(熊本)の元陸上競技部監督で、長年多くのランナーを育てた山口和也さんが11月23日、病気のため亡くなった。71歳。 1980年に同校に赴任した山口さん。当時の日本女子長距離は黎明期であったが、山口さんは高 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025