HOME 国内、大学

2021.05.20

2部ハーフは青学大の西久保遼が初優勝!「ライバル校に負けるわけにはいかないと思った」/関東IC
2部ハーフは青学大の西久保遼が初優勝!「ライバル校に負けるわけにはいかないと思った」/関東IC

◇関東インカレ・ハーフマラソン(5月20~23日/東京・よみうりランド敷地内)

第100回関東学生陸上競技対校選手権大会のハーフマラソンは5月20日に東京都稲城市のよみうりランド敷地内の周回コース(非公認/20.8km)で行われ、男子 2部は西久保遼(青学大3)が 1時間2分00秒で制した。

午前7時30分にスタートしたレースはルカ・ムセンビ(東京国際大3)を先頭に集団が形成され、10kmを29分40秒ほどで通過。残り5kmを過ぎてムセンビ、西久保、花尾恭輔(駒大2)、今年の箱根駅伝で5区区間賞を獲得している細谷翔馬(帝京大4)の4人に優勝争いが絞られ、ラスト 1周で細谷が脱落。3人による熾烈なスパート合戦となったが、西久保が花尾と同タイムながらわずかに先着した。

レース後、「青学大の代表として絶対に勝つという気持ちで臨みました。勝ててうれしいです」と笑顔を見せた西久保。初めて挑むコースに「最初は様子を見ようと思った」と集団の後方に位置付けていたが、勝負どころでは「最後は花尾選手も前にいて、ライバル校ということで負けるわけにはいかないと思いました」と、駅伝強豪校の意地を見せた。

西久保は箱根駅伝のエントリーメンバーに入れなかったものの、今年4月24日の日体大長距離競技会10000mで28分21秒39をマーク。豊富な練習量で着実に力をつけてきている。青学大の関東インカレ・ハーフマラソン優勝は2016年の池田生成以来5年ぶりだった。

広告の下にコンテンツが続きます

惜しくも優勝を逃した花尾は「我慢のレースができたのは良かった」と振り返りながら、集団内での位置どりや仕掛けのタイミングには苦戦したようで、「ちょっと慌てた部分はあった。もう少し冷静に対処できれば良かった」と反省点を挙げた。

3位は 1秒差でムセンビ。細谷が日本人3番手の4位に入った。

◇関東インカレ・ハーフマラソン(5月20~23日/東京・よみうりランド敷地内) 第100回関東学生陸上競技対校選手権大会のハーフマラソンは5月20日に東京都稲城市のよみうりランド敷地内の周回コース(非公認/20.8km)で行われ、男子 2部は西久保遼(青学大3)が 1時間2分00秒で制した。 午前7時30分にスタートしたレースはルカ・ムセンビ(東京国際大3)を先頭に集団が形成され、10kmを29分40秒ほどで通過。残り5kmを過ぎてムセンビ、西久保、花尾恭輔(駒大2)、今年の箱根駅伝で5区区間賞を獲得している細谷翔馬(帝京大4)の4人に優勝争いが絞られ、ラスト 1周で細谷が脱落。3人による熾烈なスパート合戦となったが、西久保が花尾と同タイムながらわずかに先着した。 レース後、「青学大の代表として絶対に勝つという気持ちで臨みました。勝ててうれしいです」と笑顔を見せた西久保。初めて挑むコースに「最初は様子を見ようと思った」と集団の後方に位置付けていたが、勝負どころでは「最後は花尾選手も前にいて、ライバル校ということで負けるわけにはいかないと思いました」と、駅伝強豪校の意地を見せた。 西久保は箱根駅伝のエントリーメンバーに入れなかったものの、今年4月24日の日体大長距離競技会10000mで28分21秒39をマーク。豊富な練習量で着実に力をつけてきている。青学大の関東インカレ・ハーフマラソン優勝は2016年の池田生成以来5年ぶりだった。 惜しくも優勝を逃した花尾は「我慢のレースができたのは良かった」と振り返りながら、集団内での位置どりや仕掛けのタイミングには苦戦したようで、「ちょっと慌てた部分はあった。もう少し冷静に対処できれば良かった」と反省点を挙げた。 3位は 1秒差でムセンビ。細谷が日本人3番手の4位に入った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.08.25

東京世界陸上財団が大会実施判断に向けて対応を発表 暑さ、台風への対応などWAが決定

公益財団法人東京2025世界陸上財団は8月25日に開いた理事会で、大会実施判断に向けた対応について、最終決定は世界陸連(WA)となることが決まった。 大会時は複数の会場が同時に稼働するため、競技会場、ウォーミングアップ会 […]

NEWS 東京世界陸上財団が財政計画を更新 収入・支出ともに174億円を計上 当初から24億円増

2025.08.25

東京世界陸上財団が財政計画を更新 収入・支出ともに174億円を計上 当初から24億円増

公益財団法人東京2025世界陸上財団は8月25日に開催された理事会で、財政計画の更新が承認された。当初は収入額、支出額ともに150億円で計画していたが、いずれも24億円増の174億円で計上された。 収入についてはチケット […]

NEWS 東京世界陸上でエキシビションレース実施! マスターズ、パラ、デフ、中学生が国立で100m走る

2025.08.25

東京世界陸上でエキシビションレース実施! マスターズ、パラ、デフ、中学生が国立で100m走る

東京世界陸上財団は8月25日、東京世界選手権の期間中に100mのエキシビションレースを実施すると発表した。 開催するのはDay4の9月16日からDay6の9月18日までの3日間。「マスターズ、パラリンピック選手、デフリン […]

NEWS 東京世界陸上で次世代型太陽電池、バイオ燃料など持続可能性をPR 北口榛花、戸邉直人、野口みずき氏が動画で呼び掛け

2025.08.25

東京世界陸上で次世代型太陽電池、バイオ燃料など持続可能性をPR 北口榛花、戸邉直人、野口みずき氏が動画で呼び掛け

東京2025世界陸上財団は8月25日、東京世界選手権開催期間中に、持続可能性をPRするため、SAF(持続可能な航空燃料/Sustainable Aviation Fuel)、Airソーラー(次世代型太陽電池)、バイオ燃料 […]

NEWS 東京世界陸上の表彰式はスタジアム外で実施 ファンとの交流スペースも設置

2025.08.25

東京世界陸上の表彰式はスタジアム外で実施 ファンとの交流スペースも設置

東京2025世界陸上財団は8月25日、東京世界選手権のメダルセレモニー(表彰式)の概要について発表した。 6月のメダルデザイン発表時にも伝えられていた通り、大会期間中のメダルセレモニー(表彰式)はスタジアム外で実施される […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年9月号 (8月12日発売)

2025年9月号 (8月12日発売)

衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99

page top