
◇関東インカレ・ハーフマラソン(5月20~23日/東京・よみうりランド敷地内)
第100回関東学生陸上競技対校選手権大会のハーフマラソンは5月20日に東京都稲城市のよみうりランド敷地内の周回コース(非公認20.8km)で行われ、男子 1部はライモイ・ヴィンセント(国士大)が 1時間1分13秒で制した。
レースは1周2.2km( 1周目のみ1km)の周回で争われ、ヴィンセントとポール・オニエゴ(山梨学大)、チャールズ・ドゥング(日大)と留学生3人が序盤で抜け出す展開に。三つ巴の激戦は最後の直前までもつれ込み、わずかに前に出たヴィンセントが制した。
「アップダウンがきつかったけど、 1番になれてうれしい」とヴィンセント。1秒差でドゥングが2位、さらに 1秒差でオニエゴが3位で続いた。
日本人トップグループは佐藤航希(早大)が積極的に集団を牽引していたが、残り2周で四釜峻佑(順大3)がスパート。瞬く間に後続を突き放し、 1時間2分26秒で日本人トップの4位に食い込んだ。
「日本人トップを狙っていたので、勝負どころで一気にいこうと思っていました」と四釜。これまでは箱根駅伝や全日本大学駅伝のメンバー入りもできなかったが、今年に入って10000mで自己新を連発。5月8日の日体大長距離競技会では28分55秒56と初の28分台に突入していた。
指導する長門俊介駅伝監督は「日体大のレースで自信をつけていた。急きょ(アップダウンの厳しい)このコースに変更となった時点で、起伏に強いウチの四釜と津田(将希/7位)は勝負できると思いました」と教え子を評価。3月、4月と順調に練習を積めたことに加え、5月9日の東京五輪テストイベント「Ready stedy TOKYO」男子3000m障害で日本新記録を打ち立てた後輩・三浦龍司(順大2年)の活躍も刺激になったようだ。
今後については「まずは箱根駅伝のメンバーに入ってチームに貢献すること。トラックでは10000mで28分30秒を目標にしていきたい」と意気込みを口にした。
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レースは1周2.2km( 1周目のみ1km)の周回で争われ、ヴィンセントとポール・オニエゴ(山梨学大)、チャールズ・ドゥング(日大)と留学生3人が序盤で抜け出す展開に。三つ巴の激戦は最後の直前までもつれ込み、わずかに前に出たヴィンセントが制した。
「アップダウンがきつかったけど、 1番になれてうれしい」とヴィンセント。1秒差でドゥングが2位、さらに 1秒差でオニエゴが3位で続いた。
日本人トップグループは佐藤航希(早大)が積極的に集団を牽引していたが、残り2周で四釜峻佑(順大3)がスパート。瞬く間に後続を突き放し、 1時間2分26秒で日本人トップの4位に食い込んだ。
「日本人トップを狙っていたので、勝負どころで一気にいこうと思っていました」と四釜。これまでは箱根駅伝や全日本大学駅伝のメンバー入りもできなかったが、今年に入って10000mで自己新を連発。5月8日の日体大長距離競技会では28分55秒56と初の28分台に突入していた。
指導する長門俊介駅伝監督は「日体大のレースで自信をつけていた。急きょ(アップダウンの厳しい)このコースに変更となった時点で、起伏に強いウチの四釜と津田(将希/7位)は勝負できると思いました」と教え子を評価。3月、4月と順調に練習を積めたことに加え、5月9日の東京五輪テストイベント「Ready stedy TOKYO」男子3000m障害で日本新記録を打ち立てた後輩・三浦龍司(順大2年)の活躍も刺激になったようだ。
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