HOME ニュース、国内

2021.04.25

東京五輪代表・田中希実が1500mで4分10秒14でV 自己4番目の好記録/兵庫リレーカーニバル
東京五輪代表・田中希実が1500mで4分10秒14でV 自己4番目の好記録/兵庫リレーカーニバル

◇第69回兵庫リレーカーニバル(4月25日/兵庫・神戸ユニバー記念競技場)

サトウ食品日本グランプリシリーズの兵庫リレーカーニバルが行われ、グランプリ女子1500mで田中希実(豊田自動織機TC)が4分10秒14で制した。4月10日の金栗記念に続いて2連勝。

広告の下にコンテンツが続きます

5000mで東京五輪の代表に決まっている田中は、1500mの日本記録(4分05秒27)も持つ。ペースメーカーが不在となり、「勝負に徹しようと思った」という田中。卜部蘭(積水化学)が積極的にレースを引っ張る展開となり、400m通過が67秒。800mを通過して田中が先頭立ち、グングンとペースアップ。さらにラスト1周を切るとさらにスピードを上げ、卜部を引き離した。4分10秒14は自己4番目、パフォーマンス日本歴代9位の好記録。

田中は「序盤で出なかったわりには後半上げ切れなかった」を反省を口にするが、「怖がらずにテーマを完遂できて、ロングスパートで勝ち切れた」と評価した。この種目でも五輪を目指していきたい意向を明かしているが、東京五輪に向けて、「5000mでスピードと持久力を生かして頑張りたい」を語った。

◇第69回兵庫リレーカーニバル(4月25日/兵庫・神戸ユニバー記念競技場) サトウ食品日本グランプリシリーズの兵庫リレーカーニバルが行われ、グランプリ女子1500mで田中希実(豊田自動織機TC)が4分10秒14で制した。4月10日の金栗記念に続いて2連勝。 5000mで東京五輪の代表に決まっている田中は、1500mの日本記録(4分05秒27)も持つ。ペースメーカーが不在となり、「勝負に徹しようと思った」という田中。卜部蘭(積水化学)が積極的にレースを引っ張る展開となり、400m通過が67秒。800mを通過して田中が先頭立ち、グングンとペースアップ。さらにラスト1周を切るとさらにスピードを上げ、卜部を引き離した。4分10秒14は自己4番目、パフォーマンス日本歴代9位の好記録。 田中は「序盤で出なかったわりには後半上げ切れなかった」を反省を口にするが、「怖がらずにテーマを完遂できて、ロングスパートで勝ち切れた」と評価した。この種目でも五輪を目指していきたい意向を明かしているが、東京五輪に向けて、「5000mでスピードと持久力を生かして頑張りたい」を語った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.30

【高校生FOCUS】男子棒高跳・井上直哉(阿南光高)「全国3冠取りたい」と意気込むボウルターは柔道黒帯

FOCUS! 高校生INTERVIEW 井上直哉 Inoue Naoya 阿南光高3徳島 注目の高校アスリートに焦点を当てる高校生FOCUS。今回はインターハイ徳島県大会男子棒高跳で5m21の県高校新記録をマークし、続く […]

NEWS 【学生長距離Close-upインタビュー】急成長を続ける大東大・大濱逞真 「自信を持ってエースと言えるように」

2025.06.30

【学生長距離Close-upインタビュー】急成長を続ける大東大・大濱逞真 「自信を持ってエースと言えるように」

学生長距離Close-upインタビュー 大濱逞真 Ohama Takuma 大東大2年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。49回目は、大東大の大 […]

NEWS 日本陸連・有森裕子新会長が小池百合子都知事訪問 東京世界陸上の成功誓う「素晴らしさと感動ふんだんに味わえるように」

2025.06.30

日本陸連・有森裕子新会長が小池百合子都知事訪問 東京世界陸上の成功誓う「素晴らしさと感動ふんだんに味わえるように」

日本陸連の新会長に就任した有森裕子会長と、同前会長で東京2025世界陸上財団の尾縣貢会長が6月30日に東京都庁を訪問し、小池百合子都知事と面会した。 冒頭で小池都知事は、有森氏が女性初の会長に就任したことに際し祝福し、「 […]

NEWS 64年東京五輪5000m銅のデリンジャー氏が死去 91歳 米国代表やオレゴン大コーチも務める

2025.06.30

64年東京五輪5000m銅のデリンジャー氏が死去 91歳 米国代表やオレゴン大コーチも務める

6月27日、米国の元長距離選手で、後にコーチとしても活躍したビル・デリンジャー氏が逝去した。91歳だった。 デリンジャー氏は5000mで3大会連続してオリンピックに出場(1956年メルボルン、1960年ローマ、1964年 […]

NEWS 100mトンプソンが世界歴代6位の9秒75!! シェリー・アンも最後の国内選手権で3位/ジャマイカ選手権

2025.06.30

100mトンプソンが世界歴代6位の9秒75!! シェリー・アンも最後の国内選手権で3位/ジャマイカ選手権

東京世界選手権の代表選考会となるジャマイカ選手権が6月26日から29日にキングストンで開催された。 男子100mはK.トンプソンが世界歴代6位、今季世界最高の9秒75(+0.8)で優勝した。トンプソンは現在23歳。これま […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top