HOME ニュース、国内

2021.03.28

女子棒高跳の日本記録保持者・我孫子智美が現役引退「苦み楽しみ含めこのチャレンジは最高でした!」
女子棒高跳の日本記録保持者・我孫子智美が現役引退「苦み楽しみ含めこのチャレンジは最高でした!」


2012年ロンドン五輪女子棒高跳代表で、日本記録保持者の我孫子智美(滋賀レイクスターズ)が所属先を通じて現役引退を発表した。

33歳の我孫子は滋賀県出身。光泉高3年時の05年には、世界ユース選手権に出場して10位に入っている。同志社大では日本インカレを4連覇。日本選手権では08年に初制覇すると、10年~12年は3連覇。17年の優勝を含め、計5回頂点に立った。なかでも、12年の日本選手権は現在も残る4m40の日本新をマーク。同年のロンドン五輪に出場した。アジア大会には10年に銅メダル、14年に銀メダルを獲得している。

広告の下にコンテンツが続きます

我孫子は所属先を通じて「滋賀レイクスターズには2010年7月より所属選手として迎え入れてもらい、もう10年以上となります。家族、コーチ、トレーナー、練習仲間や母校、そして競技の枠を越え『滋賀』という繋がりでレイクスと数多くの方々に応援・サポートいただき、おかげさまでここまで長く選手生活を続けることができました。関係者の皆さまには感謝しかありません。本当にありがとうございました」などとコメント。また。3月27日に自身のTwitterを更新し、「『諦めなければ夢は叶う/努力は必ず報われる』は悲しいかなそうとも言い切れないけれど、やっぱりこの言葉がなくならない理由が分かった気がするのは、こう決めた今がとても幸せだから。苦み楽しみ含めこのチャレンジは最高でした!」と現役生活を振り返った。

今後は滋賀レイクスターズのスタッフとして残るという。

2012年ロンドン五輪女子棒高跳代表で、日本記録保持者の我孫子智美(滋賀レイクスターズ)が所属先を通じて現役引退を発表した。 33歳の我孫子は滋賀県出身。光泉高3年時の05年には、世界ユース選手権に出場して10位に入っている。同志社大では日本インカレを4連覇。日本選手権では08年に初制覇すると、10年~12年は3連覇。17年の優勝を含め、計5回頂点に立った。なかでも、12年の日本選手権は現在も残る4m40の日本新をマーク。同年のロンドン五輪に出場した。アジア大会には10年に銅メダル、14年に銀メダルを獲得している。 我孫子は所属先を通じて「滋賀レイクスターズには2010年7月より所属選手として迎え入れてもらい、もう10年以上となります。家族、コーチ、トレーナー、練習仲間や母校、そして競技の枠を越え『滋賀』という繋がりでレイクスと数多くの方々に応援・サポートいただき、おかげさまでここまで長く選手生活を続けることができました。関係者の皆さまには感謝しかありません。本当にありがとうございました」などとコメント。また。3月27日に自身のTwitterを更新し、「『諦めなければ夢は叶う/努力は必ず報われる』は悲しいかなそうとも言い切れないけれど、やっぱりこの言葉がなくならない理由が分かった気がするのは、こう決めた今がとても幸せだから。苦み楽しみ含めこのチャレンジは最高でした!」と現役生活を振り返った。 今後は滋賀レイクスターズのスタッフとして残るという。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.30

過去最高2位の東北福祉大「100%以上の力を発揮」大東大はアクシデントも「冷静に対応できた」 各チームに課題と収穫/富士山女子駅伝

◇全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝、12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km) 学生女子駅伝2大タイトルの一つ、富士山女子駅伝が行われ、城西大が2時間22分36秒で初 […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第64回「駅伝とチームマネジメント~棄権を今後の糧に~」

2025.12.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第64回「駅伝とチームマネジメント~棄権を今後の糧に~」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第64回「駅伝とチームマネジメント~棄権を今後の糧に~」 年の瀬が迫り、その先には箱根駅伝が待 […]

NEWS 今季の最終決戦を制するのは青学大、駒大、國學院大、中大、早大!? 創価大、帝京大などの5強崩しなるか/箱根駅伝

2025.12.30

今季の最終決戦を制するのは青学大、駒大、國學院大、中大、早大!? 創価大、帝京大などの5強崩しなるか/箱根駅伝

第102回箱根駅伝は2026年1月2日に往路、3日に復路の全10区間217.1kmで行われる。 前回大会でシード権を獲得した10校と、予選会を突破した10校とオープン参加の関東学生連合チームを合わせた21チームが出場。今 […]

NEWS SUBARU・三浦龍司「ワクワクしてもらえるようなレースに」 GMO・吉田祐也「優勝を目指して」ロジスティード・平林清澄「自分の走りでチームに貢献」 各選手が意気込み/ニューイヤー駅伝

2025.12.30

SUBARU・三浦龍司「ワクワクしてもらえるようなレースに」 GMO・吉田祐也「優勝を目指して」ロジスティード・平林清澄「自分の走りでチームに貢献」 各選手が意気込み/ニューイヤー駅伝

◇第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/1月1日、群馬県庁発着・7区間100km) 第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の記者会見が12月30日、スタート・フィニッシュ地点となる群馬県庁で行われた。 […]

NEWS 名城大が4位 主将・米澤「みんなのお陰でやりきれた」連覇狙った立命大は5位/富士山女子駅伝

2025.12.30

名城大が4位 主将・米澤「みんなのお陰でやりきれた」連覇狙った立命大は5位/富士山女子駅伝

◇2025富士山女子駅伝(12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km) 学生女子駅伝2大タイトルの一つ、富士山女子駅伝が行われ城西大が2時間22分36秒で初優勝を飾った。城西 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top