HOME 国内

2021.01.08

リオ五輪棒高跳代表の荻田大樹がミズノ退社 起業して競技継続
リオ五輪棒高跳代表の荻田大樹がミズノ退社 起業して競技継続


ミズノトラッククラブは、男子棒高跳の荻田大樹が1月10日をもって退社することを発表した。今後は起業して、新規事業を行いながら、今後も同社のアイテムを使用して競技を継続するという。

荻田は棒高跳が盛んな香川出身。観音寺一高から関学大を経て、2010年に「チームミズノ」に所属し、12年からトップ選手が所属する「ミズノトラッククラブ」に昇格した。大学時代には当時学生記録となる5m56をクリア。2013年に自己記録である5m70を跳び、16、17年にも同記録をマークしている。15年に日本選手権初優勝。16年リオ五輪に出場し、世界選手権にも13、15、17年と3大会で出場している。

荻田は「この度、ミズノトラッククラブを卒業し、退社させていただく運びとなりました。競技者としての最後をミズノでという想いがあったため今回の決断はすごく悩みましたが、新規事業を立ち上げる中で、競技者としてミズノトラッククラブに相応しい競技活動ができるかという不安や、それに伴って皆様にご迷惑をおかけする可能性を考え、このような判断をさせていただきました」と決断理由について明かし、今後については競技を継続しながら「次世代のアスリートがセカンドキャリアも含め安心して競技に取り組めるよう環境を整える活動や、子供たちにスポーツの楽しさを伝える活動を考えていきます」とコメントしている。

広告の下にコンテンツが続きます
ミズノトラッククラブは、男子棒高跳の荻田大樹が1月10日をもって退社することを発表した。今後は起業して、新規事業を行いながら、今後も同社のアイテムを使用して競技を継続するという。 荻田は棒高跳が盛んな香川出身。観音寺一高から関学大を経て、2010年に「チームミズノ」に所属し、12年からトップ選手が所属する「ミズノトラッククラブ」に昇格した。大学時代には当時学生記録となる5m56をクリア。2013年に自己記録である5m70を跳び、16、17年にも同記録をマークしている。15年に日本選手権初優勝。16年リオ五輪に出場し、世界選手権にも13、15、17年と3大会で出場している。 荻田は「この度、ミズノトラッククラブを卒業し、退社させていただく運びとなりました。競技者としての最後をミズノでという想いがあったため今回の決断はすごく悩みましたが、新規事業を立ち上げる中で、競技者としてミズノトラッククラブに相応しい競技活動ができるかという不安や、それに伴って皆様にご迷惑をおかけする可能性を考え、このような判断をさせていただきました」と決断理由について明かし、今後については競技を継続しながら「次世代のアスリートがセカンドキャリアも含め安心して競技に取り組めるよう環境を整える活動や、子供たちにスポーツの楽しさを伝える活動を考えていきます」とコメントしている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.11

タイの19歳ブーンソンが100m9秒94!!!日本記録上回るアジア歴代3位、U20世界選手権2大会ファイナル

東南アジア大会がタイ・バンコクのスパチャラサイ競技場で行われ、男子100mでタイのプリポル・ブーンソンが9秒94(+0.7)をマークした。 予選で出されたこの記録はアジア歴代で日本記録(9秒95:山縣亮太)を上回る3位。 […]

NEWS 青学大・原晋監督が最大のライバルに駒大 「勝つ知識、ノウハウを兼ね備える」 箱根V3へ不安材料は「経験者が少ない」

2025.12.11

青学大・原晋監督が最大のライバルに駒大 「勝つ知識、ノウハウを兼ね備える」 箱根V3へ不安材料は「経験者が少ない」

第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 壮行会後に記者会見が行われ、一番のライバル校を問われた原監督は「一番はやはり駒澤大学です。ここ11年 […]

NEWS 箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」

2025.12.11

箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」

第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 お昼休みで多くの学生や教職員が集まるなか、原監督は「シーズン当初は新体制となり、学生たちには『勝つ確 […]

NEWS 青学大・原監督「バーディー×2」駒大・藤田監督「4本の柱」総合力の「上握り10貫」など指揮官たちが“前哨戦”/箱根駅伝トークバトル

2025.12.11

青学大・原監督「バーディー×2」駒大・藤田監督「4本の柱」総合力の「上握り10貫」など指揮官たちが“前哨戦”/箱根駅伝トークバトル

「第102回箱根駅伝トークバトル」が12月10日、東京・恵比寿ガーデンプレイスで行われた。 前回優勝校の青学大・原晋監督、同2位の駒大・藤田敦史監督、同3位の國學院大・前田康弘監督、同4位でトークバトル初登場の早大・花田 […]

NEWS 【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

2025.12.10

【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

第102回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、今回も1チーム16人、21チーム計336人が選手登録された。 登録選手を出身高校別に見ると、佐久長聖高(長野)が13人で最多となった。続いて、洛南高(京都)が1 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top