HOME 駅伝、箱根駅伝

2020.12.29

【箱根駅伝】区間エントリー発表! 王者・青学大は吉田を1区、竹石を5区に登録、順大・三浦は全日本に続く1区へ
【箱根駅伝】区間エントリー発表! 王者・青学大は吉田を1区、竹石を5区に登録、順大・三浦は全日本に続く1区へ


1月2日、3日に開催される第97回東京箱根間往復大学駅伝競走(以下、箱根駅伝)の区間エントリーが発表され、前回王者の青学大はエースの吉田圭太(4年)が2年連続の1区に登録。2年ぶり3度目の山上りに挑む竹石尚人(4年)が5区に入り、前回9区で区間賞を獲得している主将の神林勇太(4年)は補欠に入った。

11月の全日本大学駅伝を制した駒大はエースの田澤廉(2年)を“花の2区”に登録。前回まで2年連続で5区を担った伊東颯汰(4年)が8区に入っており、山上りは新戦力が担うことになる。

前回大会と全日本で2位に甘んじた東海大は強力4年生トリオの塩澤稀夕、名取燎太、西田壮志が軸となりそうだが、西田が3年連続の5区、名取が2区、塩澤は補欠登録となった。

広告の下にコンテンツが続きます

全日本で3位に食い込み、上記「3強」にもっとも近い存在とされる明大は往路候補の小袖英人(4年)、鈴木聖人(3年)、手嶋杏丞(3年)がそろって補欠にエントリー。16人中14人が10000m28分台という巨大戦力で72年ぶり頂点を狙う。

東洋大は前回5区区間賞の宮下隼人(3年)が再び同じ区間に配置され、全国都道府県対抗駅伝5区区間賞の実績を持つ1年生の松山和希が2区。帝京大は前回の1区から3区(小野寺悠、星岳、遠藤大地)がそのままエントリーし、往路序盤から“勝負”を仕掛けていきそうだ。

10月17日の箱根駅伝予選会で日本人トップ(5位)を飾り、全日本1区でも区間賞を獲得している順大のルーキー・三浦龍司は1区へ。同じく1年生では5000mでU20日本記録(13分25秒87)を持つ中大の吉居大和が補欠に入っており、順当なら当日変更で往路のどこかに起用されそう。

今大会から選手交代枠に関するルールが変更され、往路・復路ともに1日最大4人まで、合計6人まで当日変更が認められた。そのため、今回の区間エントリーでは各校とも主力を温存している傾向が強く、指揮官同士の戦略バトルがすでに勃発している印象だ。

往路・復路とも、正式なオーダーは当日の朝6時50分に発表される。

1月2日、3日に開催される第97回東京箱根間往復大学駅伝競走(以下、箱根駅伝)の区間エントリーが発表され、前回王者の青学大はエースの吉田圭太(4年)が2年連続の1区に登録。2年ぶり3度目の山上りに挑む竹石尚人(4年)が5区に入り、前回9区で区間賞を獲得している主将の神林勇太(4年)は補欠に入った。 11月の全日本大学駅伝を制した駒大はエースの田澤廉(2年)を“花の2区”に登録。前回まで2年連続で5区を担った伊東颯汰(4年)が8区に入っており、山上りは新戦力が担うことになる。 前回大会と全日本で2位に甘んじた東海大は強力4年生トリオの塩澤稀夕、名取燎太、西田壮志が軸となりそうだが、西田が3年連続の5区、名取が2区、塩澤は補欠登録となった。 全日本で3位に食い込み、上記「3強」にもっとも近い存在とされる明大は往路候補の小袖英人(4年)、鈴木聖人(3年)、手嶋杏丞(3年)がそろって補欠にエントリー。16人中14人が10000m28分台という巨大戦力で72年ぶり頂点を狙う。 東洋大は前回5区区間賞の宮下隼人(3年)が再び同じ区間に配置され、全国都道府県対抗駅伝5区区間賞の実績を持つ1年生の松山和希が2区。帝京大は前回の1区から3区(小野寺悠、星岳、遠藤大地)がそのままエントリーし、往路序盤から“勝負”を仕掛けていきそうだ。 10月17日の箱根駅伝予選会で日本人トップ(5位)を飾り、全日本1区でも区間賞を獲得している順大のルーキー・三浦龍司は1区へ。同じく1年生では5000mでU20日本記録(13分25秒87)を持つ中大の吉居大和が補欠に入っており、順当なら当日変更で往路のどこかに起用されそう。 今大会から選手交代枠に関するルールが変更され、往路・復路ともに1日最大4人まで、合計6人まで当日変更が認められた。そのため、今回の区間エントリーでは各校とも主力を温存している傾向が強く、指揮官同士の戦略バトルがすでに勃発している印象だ。 往路・復路とも、正式なオーダーは当日の朝6時50分に発表される。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.11

タイの19歳ブーンソンが100m9秒94!!!日本記録上回るアジア歴代3位、U20世界選手権2大会ファイナル

東南アジア大会がタイ・バンコクのスパチャラサイ競技場で行われ、男子100mでタイのプリポル・ブーンソンが9秒94(+0.7)をマークした。 予選で出されたこの記録はアジア歴代で日本記録(9秒95:山縣亮太)を上回る3位。 […]

NEWS 青学大・原晋監督が最大のライバルに駒大 「勝つ知識、ノウハウを兼ね備える」 箱根V3へ不安材料は「経験者が少ない」

2025.12.11

青学大・原晋監督が最大のライバルに駒大 「勝つ知識、ノウハウを兼ね備える」 箱根V3へ不安材料は「経験者が少ない」

第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 壮行会後に記者会見が行われ、一番のライバル校を問われた原監督は「一番はやはり駒澤大学です。ここ11年 […]

NEWS 箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」

2025.12.11

箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」

第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 お昼休みで多くの学生や教職員が集まるなか、原監督は「シーズン当初は新体制となり、学生たちには『勝つ確 […]

NEWS 青学大・原監督「バーディー×2」駒大・藤田監督「4本の柱」総合力の「上握り10貫」など指揮官たちが“前哨戦”/箱根駅伝トークバトル

2025.12.11

青学大・原監督「バーディー×2」駒大・藤田監督「4本の柱」総合力の「上握り10貫」など指揮官たちが“前哨戦”/箱根駅伝トークバトル

「第102回箱根駅伝トークバトル」が12月10日、東京・恵比寿ガーデンプレイスで行われた。 前回優勝校の青学大・原晋監督、同2位の駒大・藤田敦史監督、同3位の國學院大・前田康弘監督、同4位でトークバトル初登場の早大・花田 […]

NEWS 【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

2025.12.10

【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

第102回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、今回も1チーム16人、21チーム計336人が選手登録された。 登録選手を出身高校別に見ると、佐久長聖高(長野)が13人で最多となった。続いて、洛南高(京都)が1 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top