2026.06.14
◇第110回日本選手権(6月12~14日/愛知・パロマ瑞穂スタジアム)3日目
名古屋アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子砲丸投は森下大地(関彰商事)が日本歴代4位の自己記録を更新する18m69で2連覇を果たした。
2連覇は2連覇だが、今回の優勝はまた違った味がした。「去年はあまり納得のいく記録ではありませんでした。今年は自己ベストをしっかり更新しての優勝でうれしさは大きいです」。森下はそう実感を込めた。
今季はアベレージが高く、グランプリシリーズでも白星を積み重ねた。この日も日本記録保持者の奥村仁志(センコー)との一騎打ちの様相を呈した。
6回のうち4回がファウルと苦しむレコードホルダーに対し、森下はすべてが有効試技。18mオーバーを4本そろえ、2回目で18m69。「良い調子で来られているので、試合の中でもリズムに乗れました」と笑顔で振り返る。
今季から拠点を地元の兵庫から母校・筑波大のある茨城県に移し、大山圭悟部長から指導を受ける。試技中もしきりに助言をもらい、「少しずつ修正していけました。欲を言えば、しっかり力の入る姿勢で突き出していれば記録が出たかもしれません」と悔しさもある。
日本の砲丸投をもっと盛り上げたい思いを秘める31歳。「19m以上を投げて奥村選手に続きたかった」と思いを吐露しつつ、「後半シーズンで記録の更新を狙っていきたいです」と、まだまだ闘志は衰える気配がない。
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