2026.06.14
◇第110回日本選手権(6月12~14日/愛知・パロマ瑞穂スタジアム)3日目
名古屋アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、今大会での日本新記録はゼロながら、大会記録4つをはじめ随所で好記録に沸いた。
最大のインパクトは男子400mハードルで史上初の高校生優勝を飾った17歳の後藤大樹(洛南高2京都)だろう。予選でU18世界最高、30年ぶりの高校新であり高校生初の48秒台となる48秒31をマークすると、決勝は48秒09まで短縮。U20世界歴代4位、U18世界最高、日本歴代4位、U20日本新、日本高校新といくつもの勲章がつく大記録を打ち立て、アジア大会代表内定もつかみ取った。
後藤は男子MVPに選出。女子は100m、200mで2年連続2冠に輝いた井戸アビゲイル風果(東邦銀行)が選ばれた。
女子ハンマー投では村上来花(ゼンリン)が前回大会で自身が作った大会記録(66m88)を塗り替える日本歴代2位の68m18を放って連覇を達成。女子3000m障害は齋藤みう(パナソニク)が自身の日本記録(9分24秒72)に次ぐ、パフォーマンス日本歴代2位、4年ぶり大会新となる9分30秒30で2連覇を飾り、アジア大会代表に内定している。
女子100mハードル準決勝では福部真子(日本建設工業)が自身の大会記録12秒75(2024年、25年)を塗り替える12秒72(-0.2)、男子800m予選で源裕貴(NTN)が1分45秒76の大会新をマークした。
このほか、男子200mでは水久保漱至(宮崎県スポ協)が予選で20秒07(+0.5)と激走。末續慎吾が2003年の日本選手権で出した日本記録(20秒03)にあと0.04秒と迫り、決勝も20秒14(+0.6)にまとめている。
男子3000m障害では青木涼真(Honda)が日本歴代2位の自己ベストを0.12秒短縮する8分18秒63で2連覇を達成。2位の小原響(GMOインターネットグループ)が日本歴代3位の8分18秒66、3位の小野真忠(東海大)が日本歴代9位、学生歴代2位の8分21秒87を出した。
女子5000mでは山本有真(積水化学)が自身初の15分切り、日本歴代6位の14分59秒89で初優勝を地元開催で飾り、地元アジア大会代表に内定した。
男子400mでは予選で林申雅(筑波大)が日本人5人目、学生初の44秒台となる44秒98の学生新をマーク。45秒03の学生記録を26年ぶりに塗り替えている。
男子100mでは予選で小室歩久斗(中大)が学生歴代5位タイの10秒07(+0.9)、菅野翔唯(東農大二高3群馬)が高校歴代3位の10秒16(+1.9)をマークした。
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