2026.06.14
◇第110回日本選手権(6月12~14日/愛知・パロマ瑞穂スタジアム)
名古屋アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手権が3日間にわたって行われた。今大会で新たにアジア大会代表に内定したのは男子14名、女子9名の合計23人。日本陸連強化委員会の山崎一彦・強化委員長が大会総括会見を開いた。
山崎強化委員長は「こんなに盛り上がったのは初めてではないかというくらい」と話すように、連日多くの観客が訪れ、男子100m決勝があった2日目(土曜日)の観客動員数は25,041人で、前年の16,438人を大きく上回った。
珍しく天候にも恵まれ、アジア大会に向けて新装されたスタジアムと、大会記録こそ女子ハンマー投の村上来花(ゼンリン)など4個で「世界レベルのような突出したものはなかった」と言うが、会場の雰囲気が相まって「記録面でも総じて良かった印象があります」と評価した。
昨年の東京世界選手権の入賞者でアジア大会代表に内定している選手のうち、男子110mハードルの村竹ラシッド(JAL)らが出場を見送ったが「それをカバーしてくれるような選手の活躍でした」。
アジア大会代表はJOC(日本オリンピック委員会)の派遣選手の枠をもとに、内定選手から順番に選考要項に沿って選考され「おおよそアジアのリストのトップ8を基準に選考していく」とした。男子100mは選考基準に照らし合わせて日本選手権優勝の多田修平(住友電工)と、記録上位の小池祐貴(同)が選ばれる見込み。
32年ぶりの自国開催のアジア大会に向けて「前回(23年)の杭州大会は金メダル2個でしたが、世界選手権、アジア選手権があり戦略的に派遣した。そこからより多くの金メダルを目指していきたい。近年では多めの5個は越えないといけないですし、アジアナンバー1を目指してどれだけアジアに迫れるか」と、総力戦で臨む構えを示した。
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