◇第105回関東インカレ(5月21~24日/栃木・カンセキスタジアムとちぎ)3日目
第105回関東インカレの3日目が行われ、女子1部棒高跳は村田蒼空(筑波大)が4m17の大会新記録で初優勝を飾った。4連覇を狙った小林美月(日体大)は従来の大会記録(4m06)を上回る4m12で2位だった。
苦しんできた高校記録保持者が、インカレの舞台で初の頂点に立った。村田は「インカレで勝つのがずっと4年間の目標でした。4年目にしてかなえられてすごくうれしいです」と笑顔で振り返った。
4m02までは同じ高さをともに一発クリア。村田が4m07をパスすると、小林は1回目を失敗してからパス。逆に小林が4m12をクリアし、1回目で越えられなかった村田がパスするなど“心理戦”の様相が続いた。
「ハラハラしましたが、『今日はなんか行けるぞ』というのが自分の中にありました。そこまで硬くならずにリラックスして行けました」と村田。助走の最後の6歩を腰高く駆け上がり、4m17を1回目で成功させる。
1回目で4m17を跳べなかった小林とともに4m22に高さを上げたが、ともに越えられず村田の優勝が決定。日本学生個人選手権に続く優勝に、「自信につながります」と実感を込めた。
群馬・前橋女高3年時に高校記録(4m16)を樹立したが、インターハイは4位。大学ではなかなかうまくいかなったものの、昨年9月に4m21の自己新をマークするなど苦労しながらも這い上がってきた。
学生記録(4m31)を持つ小林とは「いつもライバルで高め合ってきました」。競技後には、小林から「おめでとう」と声をかけられ、抱き合って健闘を称え合っていた。
1月に腰椎分離し、今月上旬の木南記念(4m00)まで1回も跳躍をしなかったという小林。「4連覇はそう簡単ではありませんでした。チームメイトとも日本選手権と日本インカレでリベンジしようという話をしました」と話していた。
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