2026.04.19
◇兵庫リレーカーニバル(4月19日/神戸総合運動公園ユニバー記念陸上競技場)
日本グランプリシリーズの兵庫リレーカーニバルが行われ、男子走高跳は坂井宏和(センコー)が2m25の大会タイ記録で優勝した。
2m10からスタートすると、2m15と2回連続で一発クリア。続く2m20は2回目で成功する。2m25は3回目に跳び、台湾の傳兆玄がパスして優勝が決まった。2m27も「惜しかった」と振り返るように、調子の良さをうかがわせる。
今年は3月に2m21を跳んで1cm自己記録を更新。ここで一気に4cm塗り替えた。昨シーズン後に母校・東海大を離れて吉田孝久コーチにアドバイスをもらいながら、競技場を転々としながらトレーニングを続けてきた。「踏み切りを繰り返しやってきました。高さも安定させられている」と手応えをつかんでシーズンインしたという。
高校時代から期待されてきた大器に笑顔が戻った。東海大仰星高(大阪)2年で2m17を跳んでいる逸材だが、その後はケガに泣かされてきた。東海大では日本インカレで3度表彰台に上ったが、関係者の誰もが認めるポテンシャルを考えれば、決して満足のいくパフォーマンスとは言えない。
「ずっとくずぶっていたところがあったので、今年は最初から飛ばしていこうと思っていました」と坂井。今回の記録で、秋の名古屋アジア大会の派遣設定記録(2m24)をクリアした。「次につながりますし、2m20後半、2m30ももちろん目指しています。アジア大会は(赤松諒一が内定し)1枠しかない。優勝目指して頑張ります」と力強く反撃の狼煙を上げた。
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