◇第34回金栗記念(4月11日/熊本・えがお健康スタジアム)
日本グランプリシリーズ第1戦の金栗記念が行われ、男子10000mは楠岡由浩(帝京大)が28分17秒66で優勝した。
今年はグランプリ種目として開催された同種目には8人が出場。実業団勢に混じり、ただ1人大学生として出場した楠岡が力強い走りを披露する。
序盤は一団でレースが進み、3000mを8分28秒で通過。最高気温が25度に迫った昼間の暑さが残り、実業団勢がペースを上げられない状況のなか、楠岡が3400mで先頭に立つ。しばらくは小林歩(SUBARU)らが食らいついたが、4000mでさらにスピードを上げた楠岡が一気にリードを広げた。
5000mを14分07秒で通過した楠岡は、その後も淡々とペースを刻み、9000mは25分33秒。最後の1000mは2分44秒でまとめて、2位の服部弾馬(NTT西日本)には26秒58もの大差をつけてフィニッシュした。
楠岡は熊本県出身の大学4年生。慶誠高時代には栃木国体5000mで13分55秒84をマークし3位入賞の実績を持つ。大学入学後も着実に力を伸ばし、昨年11月の日体大長距離競技会では27分52秒09を記録。さらに駅伝でも全日本大学駅伝2区で区間タイ記録をマークし、区間賞を獲得している。
地元で殊勲の勝利を手にした楠岡は、「地元のレースで楽しみにして来たのですが、1人で走る展開でこのタイムを出せたことは自信になると思います」と喜びを語り、「地元のみなさんの声援のおかげで最後まで走ることができました」と感謝の気持ちも口にした。
今季は箱根駅伝を最大の目標に据えつつ、「10000mでも自己ベスト以上の記録を狙っていきたい」と力強く宣言。シーズン序盤で好スタートを切り、さらなる飛躍へ向けて弾みをつけた。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.05.24
100mH中島ひとみが12秒78!自身3度目の12秒7台、今季日本最高/関西実業団
-
2026.05.24
-
2026.05.21
-
2026.05.21
-
2026.05.18
2026.05.13
ユニクロ女子陸上競技部が新ユニフォームを発表! 東日本実業団選手権から着用予定
-
2026.04.24
Latest articles 最新の記事
2026.05.24
3000m障害・佐々木哲が8分24秒96で49年ぶり大会新! 「いろんな経験が今に生きている」/関東IC
◇第105回関東インカレ(5月21~24日/栃木・カンセキスタジアムとちぎ)4日目 第105回関東インカレの4日目が行われ、男子1部3000m障害では佐々木哲(早大)が日本歴代11位、学生歴代3位で49年ぶりの大会新記録 […]
2026.05.24
100mH中島ひとみが12秒78!自身3度目の12秒7台、今季日本最高/関西実業団
◇第70回関西実業団選手権(5月23~24日/京都・たけびしスタジアム京都) 2日目 関西実業団選手権の2日目が行われ、女子100mハードルは中島ひとみ(長谷川体育施設)がサードベスト、パフォーマンス日本歴代10位の12 […]
2026.05.24
200m・林明良が20秒66で競り勝つ! 高校時代のリベンジ果たし「すごくうれしい」/関東IC
◇第105回関東インカレ(5月21~24日/栃木・カンセキスタジアムとちぎ)4日目 第105回関東インカレの4日目が行われ、男子1部200mは林明良(慶大)が20秒66(+0.4)で制した。 広告の下にコンテンツが続きま […]
2026.05.24
桐生祥秀がオープン100mで10秒02!追い風参考ながら9秒台に迫る激走/関西実業団
◇第70回関西実業団選手権(5月23~24日/京都・たけびしスタジアム京都) 2日目 関西実業団選手権の2日目が行われ、男子オープン100m決勝で桐生祥秀(日本生命)が10秒02(+2.6)をマークした。 広告の下にコン […]
2026.05.24
110mH・泉谷駿介が13秒13!GGPでの両脚ケイレンから復調 100mH中島ひとみも今季ベスト12秒87/関西実業団
◇第70回関西実業団選手権(5月23~24日/京都・たけびしスタジアム京都) 2日目 関西実業団選手権の2日目が行われ、男子オープン110mハードルで泉谷駿介(住友電工)が13秒13(+0.6)の快走を見せた。 広告の下 […]
Latest Issue
最新号
2026年6月号 (5月14日発売)
落合晃&丸山優真が日本新
26春 学生長距離勢力図