2026.03.31
トヨタ紡織は3月31日、下史典と山田滉介の2選手が今年度限りで現役を引退すると発表した。
下は三重県出身の29歳。伊賀白鳳高では山梨インターハイの5000mで日本人トップの6位入賞、国体でも7位に入った。都大路では2年時、3年時と2年連続で区間賞を獲得。3年時はエースとして1区を務め、29分39秒で区間賞を獲得。高校卒業前には世界クロカンで日本代表として力走した。
駒大に進学し、1年目から全日本大学駅伝に出場するなどチームの主軸となり、箱根駅伝は3度出場した。19年に富士通へ入社し、マラソンにも挑戦。22年春にトヨタ紡織へ移り、24年、25年とニューイヤー駅伝を駆けた。地元で開かれた、26年2月15日の美し国三重市町対抗駅伝がラストランだった。
サイトでは「4年前にこのチームに移籍し、7年ぶりに自己ベスト更新とニューイヤー駅伝出走を経験させていただきました。結果を出すためにできることは全てやり切り、目標に向かって23年過ごした経験は、今後の人生に活きるものだと思います」とコメントしている。
山田は愛知県出身の29歳。豊川工高2年時に全国高校駅伝を経験し、日体荏原高から青学大に進んだ。大学卒業後はトヨタ紡織に入社し、22年にハーフマラソンで1時間1分34秒の自己記録をマーク。ニューイヤー駅伝は3回出走し、20年には5区で区間4位と好走した。
サイトで「仲間と共に走り、励まし合いながら過ごした日々は、私にとってかけがえのない時間でした」とコメントしている。
下と山田の引退コメント全文
●下史典 小学1年生の時に初めてマラソン大会に出場し、今年で23年が経ちました。 出身の三重県の県ナンバーが「23」ということで、これも何らかの縁かなと感じています。4年前にこのチームに移籍し、そこからの私の取り組みがチームにとってプラスになっていたかは分かりませんが、7年ぶりに自己ベスト更新とニューイヤー駅伝出走を経験させていただきました。大学時代から結果を出せていなかった私にとって、とても価値のあるものでした。 小学校の卒業式で宣言した目標は、達成できずに引退を迎えることになりましたが、結果を出すためにできることは全てやり切り、目標に向かって23年過ごした経験は、今後の人生に活きるものだと思います。素晴らしい環境のもと競技を続けることができ、幸せでした。最後になりますが、これまでたくさんのご支援、ご声援をいただきありがとうございました。 これからも後輩たちの活躍を見届けていただければ幸いです。 ●山田滉介 本年度をもちまして、引退いたします。2019年に入社し、7年間陸上部に在籍させていただき、4月からは社業に専念します。 引退するにあたり、これまで私の陸上競技人生を支えてくださったすべての方々に、心から感謝申し上げます。仲間と共に走り、励まし合いながら過ごした日々は、私にとってかけがえのない時間でした。思うような結果が出ず、悔しい思いをしたこともありましたが、その経験が自分を成長させてくれたと感じています。ここまで続けてこられたのは、指導してくださったスタッフをはじめ、支えてくれた家族、そして一緒に頑張ってきたチームメイトの存在があったからです。 陸上競技を通して学んだ「諦めないこと」「やりきる大切さ」は、これから働く上で通ずるものがあると思いますので、この経験を糧に、新しい目標に向かって挑戦していきます。RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2026.05.10
-
2026.05.09
-
2026.05.09
-
2026.05.09
-
2026.05.09
-
2026.05.09
-
2026.05.09
-
2026.05.06
-
2026.04.24
Latest articles 最新の記事
2026.05.10
十種競技・丸山優真がハイポミーティングに参戦決定! ノイゲバウアー、エハンマーら世界トップと対決
世界陸連(WA)混成ツアー・ゴールドのハイポミーティングの主催者は、5月30日、31日に開催される大会に男子十種競技の丸山優真(住友電工)がエントリーしたことを発表した。 ハイポミーティングはオーストリア・ゲツィスを舞台 […]
2026.05.10
四釜峻佑が1時間1分31秒で快勝 15km過ぎに抜け出す 女子は西村美月が日本人トップ/仙台国際ハーフ
仙台国際ハーフマラソン2026が、5月10日に宮城県仙台市でが行われ、男子は四釜峻佑(ロジスティード)が1時間1分31秒で優勝した。女子はK.T.ジェリ(三井住友海上)が1時間9分19秒で圧勝し、日本人トップの2位に西村 […]
2026.05.10
【大会結果】第13回木南道孝記念(2026年5月10日)
【大会結果】日本グランプリシリーズ 第13回木南道孝記念(5月10日/大阪市・ヤンマースタジアム長居) 男子 100m 1位 2位 3位 400m(3組タイムレース) 1位 小渕瑞樹(登利平AC) 46秒25(2 […]
2026.05.10
110mH村竹ラシッド、800m久保凛が今季初戦へ 10000mはアジア大会選考レース/木南記念
◇第13回木南記念(5月10日/大阪・ヤンマースタジアム長居) 日本GPシリーズの木南記念が今日(5月10)に行われる。名古屋アジア大会代表選考において、日本陸連が定める「参考競技会」となっているため、各種目で派遣設定記 […]
Latest Issue
最新号
2026年5月号 (4月14日発売)
2026シーズン展望
中距離特集ほか