2026.03.31
ダイハツは3月31日、陸上競技部のサイトを更新し、竹本香奈子と西澤茉鈴の退部を発表した。
竹本は山口県出身の29歳。西京高3年時には2014年国体少年A3000m9位などの成績を残し、全国高校駅伝では2区を務めてチームの7位入賞に貢献した。
15年にダイハツへ入社すると駅伝などで活躍。全日本実業団女子駅伝(クイーンズ駅伝)では17年の2位(6区)、18年の3位(4区)、22年の5位(6区)など入賞を経験している。
また、21年3月の名古屋ウィメンズで初マラソン。2時間28分40秒で12位の成績を収めると、22年は、名古屋ウィメンズで2時間26分23秒の自己ベストで9位と前年より順位を上げた。また、9月のベルリンマラソンにも出場している(2時間28分15秒で20位)このほかの主な自己記録は5000m15分58秒71(17年)、10000m32分43秒20(21年)。
西澤は大阪府出身の21歳。薫英女学院高(大阪)時代は、1年時から全国高校駅伝で主力として活躍。2年時の21年には1区5位と好走し、チームの2位へ流れを作った。3年時も3区を務めている。また、トラックでも21年インターハイ3000mで7位に入っている。
23年春には「あこがれ」のダイハツに入社したが、故障が多く、目立った成績を残すことができなかった。
竹本はサイト上で「中学生の頃から約17年続けてきた競技生活に一区切りをつける決断をいたしました。とても貴重で幸せな日々を送ることができました。海外や大きな大会で走れたことは私にとって非常に幸せな経験です」とコメント。退部後も会社に残り、市民ランナーとして走り続けるとしている。
また西澤は「苦しい時間もたくさんありました。それでも、その度にチームメンバーや社員の皆さまをはじめ、多くの方々から温かい励ましや応援の言葉をいただき、前を向いて頑張ることができました」と感謝していた。
ダイハツを退部する竹本と西澤のコメント全文をチェック!
●竹本香奈子 このたび、ダイハツ陸上競技部を退部し、中学生の頃から約17年続けてきた競技生活に一区切りをつける決断をいたしました。入社してから陸上競技部の一員として過ごした期間は11年になります。長く続けてこられたのは、チームメイトやスタッフ、従業員の皆さまをはじめ多くの方々の温かいサポートと応援のおかげです。恵まれた環境のもとで陸上に打ち込み、この道に進んでいなければ得られなかった経験や人とのつながりなど、とても貴重で幸せな日々を送ることができました。『ダイハツでマラソンを走りたい』という想いがかない、海外や大きな大会で走れたことは私にとって非常に幸せな経験です。怪我などで思うように走れない時期はとても苦しく、走ることは大好きなのに楽しくないと感じ、辞めたいと考えたこともありましたが、そのたびに周囲の励ましに支えられ、ここまで続けてこられました。最後のレースは華々しい結果とはなりませんでしたので悔しさは残りますが、そのレースをもって私自身、競技に一区切りをつける決意をいたしました。とはいえ、走ることが嫌いになったわけではありません。今後は趣味として楽しく走り続けたいと考えています。これからはダイハツの一社員として、これまで支えてくださった皆さまへの感謝を胸に、一社会人として精進してまいります。ダイハツ陸上競技部の一員として大好きな陸上に携われたことはとても幸せでした。11年間、温かいご声援とご支援を賜り、本当にありがとうございました。 [adinserter block="4"] ●西澤茉鈴 この度、ダイハツ陸上競技部を退部することとなりました。高校卒業後、あこがれのチームに入ることができ、「自分の目標を達成したい」「活躍する選手になりたい」という思いを胸に競技生活をスタートしました。入社後は怪我も多く、思うように走れない日々が続き、苦しい時間もたくさんありました。それでも、その度にチームメンバーや社員の皆さまをはじめ、多くの方々から温かい励ましや応援の言葉をいただき、前を向いて頑張ることができました。3年目を終えるにあたり、自分自身と向き合い、たくさん悩み、考えた結果、競技に一区切りをつけることにしました。この決断に後悔はありません。これからは社会人として一人前になれるように、陸上競技を通して培ってきた経験を活かしながら、新たな人生を歩んでいきたいと思います。これまでたくさんの応援やサポートをいただき、本当にありがとうございました。RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.09.18
Latest articles 最新の記事
2026.09.30
金メダル10個!「過去最高に中国に迫れた」北京世界選手権、ロス五輪へ弾み/名古屋アジア大会
◇第20回アジア大会・陸上競技(9月23~29日/愛知県名古屋市・パロマ瑞穂スタジアム) 名古屋アジア大会の陸上競技が9月29日に全日程を終え、日本は金メダル10個、銀メダル12個、銅メダル10個、トータル32個のメダル […]
2026.09.29
日本初挑戦の男女混合4継は5位!桐生「まだまだ成長の余地ある」御家瀬「いい経験できた」/名古屋アジア大会
◇第20回アジア大会・陸上競技(9月23~29日/愛知県名古屋市・パロマ瑞穂スタジアム)最終日 名古屋アジア大会の最終日7日目の午後セッションに男女混合4×100mリレーが行われ、日本は41秒24で5位に入った。 広告の […]
Latest Issue
最新号

2026年10月号 (9月14日発売)
アジア大会総展望
山口全中&日本インカレ
サウェ特集

