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2026.01.02

圧巻の継走!GMOが初の駅伝「No.1」全員で攻め貫き「最高の景色」つかむ/ニューイヤー駅伝
圧巻の継走!GMOが初の駅伝「No.1」全員で攻め貫き「最高の景色」つかむ/ニューイヤー駅伝

26年ニューイヤー駅伝を初制覇したGMOインターネットグループ

◇第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/1月1日、群馬県庁発着・7区間100km)

第70回記念のニューイヤー駅伝が行われ、GMOインターネットグループが4時間44分00秒の大会新で初優勝を飾った。

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前回は過去最高の4位を占め、そこに青学大の看板選手だった太田蒼生と鶴川正也が加入。創部10年目の節目を迎えた今年度、初優勝に向けて機は熟していた。

1区は前回と同じくマラソンで東京世界選手権代表になった吉田祐也。「ラストで抜け出すことを考えていました」と集団の中で冷静にレースを進め、先頭と5秒差の9位とまずまずのスタートを切る。

2区の今江勇人は前回に区間2位と好走して、トップ中継を果たしている。「昨年同様に先頭でタスキを渡すことがチームのためになる」と、タスキを受けてすぐにロジスティードの平林清澄らと先頭集団を形成。残り1km付近でスパートをかけ、2年連続の第2中継所首位通過を果たした。

伊藤公一監督が「想定以上にがんばってくれた」と称えたのが3区の鈴木塁人。「とにかく逃げることだけを考えて走りました」と5kmを13分42秒のハイペースで突っ込む。その後も大きくペースを落とすことはなく43分07秒の区間2位にまとめ、2位のロジスティードに35秒差をつけた。

3区終了時点で「先頭と30秒差以内に」(伊藤監督)と想定していたチームにとって、これ以上ない展開。4区のテモイ・マイケルも区間2位と好走してリードを59秒に拡大した。

こうなると、GMOインターネットグループの独壇場。「突っ込める選手」(伊藤監督)と、先頭に立つための切り札として5区に投入された太田が「優勝を確実にする走りを」と攻勢をゆるめず、46分00秒の区間新記録。有言実行で、流れを決定づけた。

ダメ押しは6区の嶋津雄大。前回も同区間で区間賞を獲得している嶋津は、自身が前回作った区間記録を23秒上回る32分37秒、区間2位に44秒差をつける快走を見せた。

「自分の区間記録を超えることができて安心しました」と嶋津。この時点で2位とは2分08秒の大差がついており、スパート勝負も見据えて抜擢された最終7区の鶴川は、“ピクニックラン”も同然だった。

「先頭でアンカーを走るのは初めてのことで緊張しました」という鶴川だが、終始安定した走りでフィニッシュへ。「最高の景色でした」と先頭でテープを切った喜びを噛みしめた。

同社の熊谷正寿・取締役会長兼社長と青学大・原晋監督との交流から2016年に創部。19年から駅伝に参入して、今回が7年連続7回目の出場だった。

同社は「No.1」を目指す企業風土があり、陸上部も「競技結果No.1」「選手の夢を叶える環境No.1」「ランニング文化支援No.1」をチーム目標に掲げている。その中でついに、駅伝で「No.1」に輝いた。

出走7人で最年長は1~3区の3人で28歳(1月26日生まれの今江は27歳)。まだまだ若いチームだ。さらに来春は、青学大のエース・黒田朝日の所属が内定済み。この初優勝が、黄金時代の第一歩となるかもしれない。

文/馬場 遼

◇第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/1月1日、群馬県庁発着・7区間100km) 第70回記念のニューイヤー駅伝が行われ、GMOインターネットグループが4時間44分00秒の大会新で初優勝を飾った。 前回は過去最高の4位を占め、そこに青学大の看板選手だった太田蒼生と鶴川正也が加入。創部10年目の節目を迎えた今年度、初優勝に向けて機は熟していた。 1区は前回と同じくマラソンで東京世界選手権代表になった吉田祐也。「ラストで抜け出すことを考えていました」と集団の中で冷静にレースを進め、先頭と5秒差の9位とまずまずのスタートを切る。 2区の今江勇人は前回に区間2位と好走して、トップ中継を果たしている。「昨年同様に先頭でタスキを渡すことがチームのためになる」と、タスキを受けてすぐにロジスティードの平林清澄らと先頭集団を形成。残り1km付近でスパートをかけ、2年連続の第2中継所首位通過を果たした。 伊藤公一監督が「想定以上にがんばってくれた」と称えたのが3区の鈴木塁人。「とにかく逃げることだけを考えて走りました」と5kmを13分42秒のハイペースで突っ込む。その後も大きくペースを落とすことはなく43分07秒の区間2位にまとめ、2位のロジスティードに35秒差をつけた。 3区終了時点で「先頭と30秒差以内に」(伊藤監督)と想定していたチームにとって、これ以上ない展開。4区のテモイ・マイケルも区間2位と好走してリードを59秒に拡大した。 こうなると、GMOインターネットグループの独壇場。「突っ込める選手」(伊藤監督)と、先頭に立つための切り札として5区に投入された太田が「優勝を確実にする走りを」と攻勢をゆるめず、46分00秒の区間新記録。有言実行で、流れを決定づけた。 ダメ押しは6区の嶋津雄大。前回も同区間で区間賞を獲得している嶋津は、自身が前回作った区間記録を23秒上回る32分37秒、区間2位に44秒差をつける快走を見せた。 「自分の区間記録を超えることができて安心しました」と嶋津。この時点で2位とは2分08秒の大差がついており、スパート勝負も見据えて抜擢された最終7区の鶴川は、“ピクニックラン”も同然だった。 「先頭でアンカーを走るのは初めてのことで緊張しました」という鶴川だが、終始安定した走りでフィニッシュへ。「最高の景色でした」と先頭でテープを切った喜びを噛みしめた。 同社の熊谷正寿・取締役会長兼社長と青学大・原晋監督との交流から2016年に創部。19年から駅伝に参入して、今回が7年連続7回目の出場だった。 同社は「No.1」を目指す企業風土があり、陸上部も「競技結果No.1」「選手の夢を叶える環境No.1」「ランニング文化支援No.1」をチーム目標に掲げている。その中でついに、駅伝で「No.1」に輝いた。 出走7人で最年長は1~3区の3人で28歳(1月26日生まれの今江は27歳)。まだまだ若いチームだ。さらに来春は、青学大のエース・黒田朝日の所属が内定済み。この初優勝が、黄金時代の第一歩となるかもしれない。 文/馬場 遼

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