2026.01.01
◇第74回元旦競歩(1月1日/東京・神宮外苑絵画館20km競歩路コース)
元旦競歩が行われ、男子20km競歩は萬壽春輝(自衛隊体育学校)が1時間18分52秒の大会新で優勝した。
レースは35km競歩で東京世界選手権銅メダルに輝いた勝木隼人(自衛隊体育学校)が引っ張る展開に。そこに、萬壽、中島佑之(山梨学大)が加わり三つ巴となる。
途中、中島が前に出たり、萬壽が引っ張る場面もあったが、そこは勝木がコントロールしてみせた。ただ、最後は自衛隊体育学校勢の一騎打ちになると、最後の直線に入ってスパートをかけた萬壽が先輩に競り勝った。
「1km4分前後あたりで行こうと思っていましたが、後半まで3分55秒あたりで刻んでいけました。最後のきついところでも上げられたのは挑戦でしたが、競り勝てて良かった」と萬壽はうなずく。
順大時代にワールドユニバーシティゲームズ銅メダルの実力者。社会人2年目の昨年は苦しみ「プレッシャーもあって精神的になかなか戻ってこられなかった」。合宿を積んだなかでの1分以上の自己新に「自信になります」と復調のきっかけをつかんだ。「まずは2月の日本選手権でしっかり挑戦したい」と力を込めた。
勝木は1時間18分56秒の大会新で2位。前回はトップフィニッシュも失格に終わっていただけに、「昨年より記録もいいですし、警告も受けなかった」と納得の表情を浮かべる。
世界選手権後は高畠で新採用距離となるマラソン(42.195km)に挑戦し、世界最高となる2時間55分28秒をマーク。その後は右膝痛もあり、「1カ月半は、ほとんど練習ができていなかった」。
それもあり、「自力がついている。しっかり練習すれば、どの種目でも日本記録を出せるし、世界トップクラスで戦える」と表情も明るい。
今季は4月の世界チーム競歩選手権と、秋のアジア大会がターゲットとなる。まずは2月の日本選手権(ハーフマラソン)に向けて「1月の後半には脚を治して、そこから上げていきたい」と語った。
3位には1時間20分01秒の自己新で中島佑之(山梨学大)が入った。
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