富士通は11月5日、2026年の新加入選手を発表した。
長距離ブロックには、駒大の伊藤蒼唯、國學院大の主将・上原琉翔が加入する。
伊藤は島根県出身で出雲工高卒。1年時の箱根駅伝では6区区間賞で総合優勝に貢献すると、その後は2年時の箱根を見送った以外は駅伝で区間2位5回、3位1回と無類の安定感を見せると、今月の全日本大学駅伝では5区区間新・区間賞を獲得して2年ぶり優勝に貢献した。
上原は沖縄県出身。北山高では、沖縄の高校生初の5000m13分台ランナーとなる。大学1年時の箱根駅伝で3大駅伝デビューし、7区区間6位の力走。2年時は出雲、全日本で区間3位。昨年は出雲で区間賞、全日本もアンカーを務めて2冠に貢献した。
今季は主将を務め、ワールドユニバーシティゲームスのハーフマラソンで銅メダルを獲得。アンカーを務めた出雲駅伝では連覇を果たしている。
富士通は全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)で3度の優勝を誇る強豪。今年のニューイヤー駅伝は8位で、昨年大会への出場も決めている。
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