HOME 国内、高校

2025.10.05

NEWS
やり投・鈴木彩夏が高校歴代5位の57m11!!「次は高校記録を塗り替えたい」10年ぶり北口榛花超え/滋賀国スポ
やり投・鈴木彩夏が高校歴代5位の57m11!!「次は高校記録を塗り替えたい」10年ぶり北口榛花超え/滋賀国スポ

女子やり投高校歴代10傑

58.90 北口榛花(旭川東3北海道)  2015.10.16
58.59 山下実花子(京都共栄3京都) 2015. 7.11
57.31 佐藤友佳(東大阪大敬愛3大阪)2010. 7.29
57.17 櫻井希美(済美2岐阜)    2022.10. 9
57.11 鈴木彩夏(大体大浪商3大阪) 2025.10. 5
56.84 久世生宝(倉敷中央3岡山)  2012. 6.10
56.76 斉藤真理菜(土浦湖北3茨城) 2013.10.18
56.48 長麻尋(和歌山北2和歌山)  2016. 7.30
56.44 武本紗栄(市尼崎3兵庫)   2017. 8. 1
56.01 梶原美波(薫英女学院2大阪) 2013.10.18

◇滋賀国民スポーツ大会(10月3日~7日/滋賀・平和堂HATOスタジアム:彦根総合スポーツ公園陸上競技場) 3日目 滋賀国スポ・陸上競技の3日目が行われ、少年女子共通やり投は、鈴木彩夏(大阪・大体大浪商高3)が57m11を投げて優勝した。昨年(少年A)に続いて連覇を達成。インターハイ、U20に続いて高校3冠も果たした。 1投目に雨を切り裂くビッグスローが誕生した。今年のインターハイ、先週のU20日本選手権を制している鈴木が、57m11を投げた。明らかに滞空時間の長い軌道に、やりが着地する前からどよめきが起こる。「いつもよりやりを後ろに残せていた感じがして、スッといきました」。手応えはあったが、「55mくらいかな」と思っていたという。 大会前の自己記録は53m65。U20でも53m30を放ち、「練習でも55mくらい飛んだことがありました」と鈴木。2015年に北口榛花(当時・旭川東高、現・JAL)が作った大会記録(57m02)を10年ぶりに9cm塗り替えた。大会記録は確認していたそうで「うれしいです」と笑顔を浮かべる。 2投目以降は「もっと投げたい」と力んでしまったといい、その後は「まずはアベレージを上げよう」と気持ちを切り替える。ただ、3週間前に右足首を痛めた影響もあり、「足首が痛くて、そこから肘、肩、腰にきてしまう」とコンディションは万全ではなく、50mには届かなかった。 身長169cmで、持ち味は「地肩の強さ」。昨年からは助走スピードも上がったが、まだ助走を生かせず「最後はやりと身体が離れた投げになってしまう」のが課題で、それが故障にもつながっている。57mの投げはそういったことがなかったため「感覚をこの冬で覚えられるようにしたいです」と語る。 北口が世界一に輝き、世界選手権にも3人フルエントリーしているこの種目。「まだトップ選手とは差がある」と刺激を受ける鈴木は、「次は北口さんの高校記録(58m90)を塗り替えたいです」と力強く語った。

女子やり投高校歴代10傑

58.90 北口榛花(旭川東3北海道)  2015.10.16 58.59 山下実花子(京都共栄3京都) 2015. 7.11 57.31 佐藤友佳(東大阪大敬愛3大阪)2010. 7.29 57.17 櫻井希美(済美2岐阜)    2022.10. 9 57.11 鈴木彩夏(大体大浪商3大阪) 2025.10. 5 56.84 久世生宝(倉敷中央3岡山)  2012. 6.10 56.76 斉藤真理菜(土浦湖北3茨城) 2013.10.18 56.48 長麻尋(和歌山北2和歌山)  2016. 7.30 56.44 武本紗栄(市尼崎3兵庫)   2017. 8. 1 56.01 梶原美波(薫英女学院2大阪) 2013.10.18

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.05

薫英女学院Aが1時間8分25秒でV2!! 3区間で区間賞の快走 Bチームが2位、白鵬女が3位/くらよし女子駅伝

くらよし女子駅伝の上位成績と区間賞をチェック! ●総合成績 1位 薫英女学院A(大阪)  1時間08分25秒 2位 薫英女学院B(大阪)  1時間10分14秒 3位 白鵬女(神奈川)    1時間10分31秒 4位 豊川 […]

NEWS 地元・鳥取城北Aが2時間4分24秒で優勝! 1区・本田桜二郎が区間賞で飛び出す 佐久長聖Bが2位/日本海駅伝

2025.10.05

地元・鳥取城北Aが2時間4分24秒で優勝! 1区・本田桜二郎が区間賞で飛び出す 佐久長聖Bが2位/日本海駅伝

日本海駅伝 入賞チームと区間賞をチェック! ●入賞チーム 優勝 鳥取城北A(鳥取) 2.04.24 2位 佐久長聖B(長野)  2.07.12 3位 佐久長聖A(長野)  2.07.21 4位 洛北A(京都)    2. […]

NEWS 寺田明日香“ラストラン”100mHの歴史切り拓いた35歳、福部真子や田中佑美らのサプライズに感涙/滋賀国スポ

2025.10.05

寺田明日香“ラストラン”100mHの歴史切り拓いた35歳、福部真子や田中佑美らのサプライズに感涙/滋賀国スポ

◇滋賀国民スポーツ大会(10月3日~7日/滋賀・平和堂HATOスタジアム:彦根総合スポーツ公園陸上競技場) 3日目 滋賀国スポ・陸上競技の3日目が行われ、成年女子100mハードルで寺田明日香(北海道・ジャパンクリエイト) […]

NEWS 少年男子A100m・清水空跳が10秒19の大会タイV! ライバルと直接対決「勝つことができてうれしい」/滋賀国スポ

2025.10.05

少年男子A100m・清水空跳が10秒19の大会タイV! ライバルと直接対決「勝つことができてうれしい」/滋賀国スポ

滋賀国スポ・陸上競技の3日目が行われ、少年男子A100m決勝は清水空跳(石川・星稜高2)が10秒19(+0.2)の大会タイ記録で優勝した。 雨中のレースで、ライバルとの今季初の同走。それでも、高校記録保持者は揺るがなかっ […]

NEWS 少年女子A100m・秋澤理沙11秒56の自己新V「タイムはビックリ」インターハイ欠場の悔しさ晴らすうれし涙/滋賀国スポ

2025.10.05

少年女子A100m・秋澤理沙11秒56の自己新V「タイムはビックリ」インターハイ欠場の悔しさ晴らすうれし涙/滋賀国スポ

◇滋賀国民スポーツ大会(10月3日~7日/滋賀・平和堂HATOスタジアム:彦根総合スポーツ公園陸上競技場)3日目 滋賀国スポ・陸上競技の3日目が行われ、少年女子A100mは秋澤理沙(新潟・東京学館新潟高3)が高校歴代10 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top