◇滋賀国民スポーツ大会(10月3日~7日/滋賀・平和堂HATOスタジアム:彦根総合スポーツ公園陸上競技場) 1日目
滋賀国民スポーツ大会・陸上競技の1日目が行われ、成年女子ハンマー投は村上来花(青森・九州共立大)が66m22の大会新で優勝した。
村上は2回目に60m51を放つと、3回目にV記録をスロー。その後は記録こそ上回らなかったが、62m~64mと安定して貫禄勝ちを収めた。この記録は自己3番目。室伏由佳が2004年に作った大会記録(65m03)を21年ぶりに塗り替えた。
「最近は1本目しか決められなかったですが、今日は3回目に向けて記録を伸ばせた」と村上。3回目は「めちゃくちゃは待ったわけではなかったですが、スウィングの入りでしっかり奥(背中側)から持ってきて、ターンにつなげるというのを数日前に意識してから、良くなって合ってきました」と練習通りいったことを要因に挙げる。
それでも、首をかしげたのは「喜ぶことも大事ですが、ここで満足したくなかった」から。「もう少し完成度を高めてって飛距離につなげたい」と言う。
東京世界選手権の女子ハンマー投の日は予選・決勝とも会場で観戦。「試合の中での選手の目標に向かっていく姿勢、覇気を感じましたし、ライバル同士が仲間として尊重し合っているのを感じました」と刺激を受けた。
昨年の佐賀大会は2位で悔しさを味わっただけに「悔しさを晴らせた」と言い、来年は地元・青森で国スポが控えており、「貢献したいと思っていました」と弾みをつけた。
大きな試合はこれで終了。記録会には出場する予定で「自己記録を出したい」と66m88の自己記録更新を狙っていく。
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