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2025.10.02
100mH中島ひとみがナイキと契約 滋賀国スポでは100mにエントリー
9月30日、女子100mハードルの中島ひとみ(長谷川体育施設)が自身のSNSを通じ、スポーツブランドのナイキと契約を結んだことを発表した。
中島は中学、高校と全国大会で優勝するなど世代のトップで活躍してきたが、大学進学後はタイトルに恵まれない時期を過ごした。レベルアップが進む女子100mハードルのなかでなかなか13秒台を切ることができず、一時は引退も考えたこともあった。
それでも地道なトレーニングを重ね、昨年の全日本実業団では自身初となる12秒台を記録。今季は4月の織田記念で13年ぶりとなる主要大会制覇を果たすと、7月には日本歴代2位となる12秒71をマークし、東京世界選手権の参加標準記録を突破した。
初めて臨んだ世界選手権では予選で12秒88を記録し、堂々と準決勝へ進出。レース後には「悔しさもありますが、満員の国立競技場で大歓声を浴びて走れたことは本当に幸せでした」と振り返っていた。
SNSでは「Joined the Nike family.Proud to be part of it. A new chapter begins.」(ナイキファミリーに加われたことを誇りに思う。ここから新たな物語が始まる)とコメントし、今後の活躍を期した。
中島は10月3日からスタートする滋賀国スポで、地元・兵庫県代表として100mにエントリーしている。
【画像】ナイキと契約した中島ひとみ
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