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初代表の10000m・矢田みくに 久しぶりの世界大会「また新たなおもしろさが出てきた」/東京世界陸上
初代表の10000m・矢田みくに 久しぶりの世界大会「また新たなおもしろさが出てきた」/東京世界陸上

東京世界陸上女子10000mに出場した矢田みくに

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)1日目

東京世界陸上1日目のイブニングセッションが行われ、女子10000m決勝の矢田みくに(エディオン)は32分28秒94の21位だった。

初の舞台は甘くはなかった。矢田は序盤からじわじわと先頭集団との差を広げられる。「初めは焦らずに5、7番手あたりについて、後半戦えればと思ったいたのですが、そこまでの練習を積めていませんでした」と肩を落とす。

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「ただ出るだけではなく入賞を目指していた」が、最終的には21位。「悔しさが9割で自分のふがいなさが出たレースとなりました」と受け止めつつ、大声援を受けてのレースに「幸せな25周でした」と実感を込めた。

熊本・ルーテル学院高時代の16年・U20世界選手権以来となる世界大会。「ずっと日本代表になりたいと思っていました。長かったぶん、たくさん支えてくださる方がいて、恩返しをと思って過ごしてきました」と話す。

悔しさで「トラックに踏ん切りがつくかな」と思ったが、「また、新たなおもしろさが出てきました」。さらに練習を重ねて、「また強く、長く日本代表になれるように取り組んでいきたいです」と今後を見据えた。

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)1日目 東京世界陸上1日目のイブニングセッションが行われ、女子10000m決勝の矢田みくに(エディオン)は32分28秒94の21位だった。 初の舞台は甘くはなかった。矢田は序盤からじわじわと先頭集団との差を広げられる。「初めは焦らずに5、7番手あたりについて、後半戦えればと思ったいたのですが、そこまでの練習を積めていませんでした」と肩を落とす。 「ただ出るだけではなく入賞を目指していた」が、最終的には21位。「悔しさが9割で自分のふがいなさが出たレースとなりました」と受け止めつつ、大声援を受けてのレースに「幸せな25周でした」と実感を込めた。 熊本・ルーテル学院高時代の16年・U20世界選手権以来となる世界大会。「ずっと日本代表になりたいと思っていました。長かったぶん、たくさん支えてくださる方がいて、恩返しをと思って過ごしてきました」と話す。 悔しさで「トラックに踏ん切りがつくかな」と思ったが、「また、新たなおもしろさが出てきました」。さらに練習を重ねて、「また強く、長く日本代表になれるように取り組んでいきたいです」と今後を見据えた。

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