2025.08.31
◇北海道マラソン2025(8月31日/北海道・札幌大通公園発着)
マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)シリーズ2025-2026のG2大会で、ロス五輪代表選考レースMGC(27年秋予定)の出場権を懸けた北海道マラソン2025が42.195kmで行われ、男子は上門大祐(大塚製薬)が2時間11分36秒で、女子は初マラソンの坂口愛和(ベアーズ)が2時間31分50秒で、それぞれ初優勝した。
ロス五輪MGCレース条件(男子2時間12分00秒以内で日本人1~3位、女子2時間32分00秒以内で日本人1~3位)をそれぞれクリアし、出場権を獲得した。
男子はハーフを1時間5分45秒あたりで通過。先頭集団は10人を数えたが、21年東京五輪代表の服部勇馬(トヨタ自動車)らが離れていく。
徐々に先頭集団からこぼれていき、35km過ぎから上門、相葉直紀(中電工)、福田裕大(石川陸協)が競り合う展開に。40kmを2時間5分01秒で通過すると、上門と相葉のマッチレースとなったが、残り400mを切ったところで上門が前に出た。
上門は「実感はないけど、エリートマラソンで優勝したのは初めてなので、うれしいです。MGC出場権を確実にとって、優勝も狙える条件だったので、狙い通りに行けて良かったです」と話した。
2位の相葉は2時間11分39秒、3位には福田が2時間11分59秒で入り、上位3人がMGC出場権を手にした。
女子は2時間20分03秒の自己記録を持つ39歳のカプチッチ・セリー(九電工)が飛び出し、ハーフを1時間13分35秒で通過。2位の坂口とは1分31秒差をつけたが、そこから大きくペースダウン。31km付近で坂口が逆転し、そのまま女子の先頭を駆け抜けた。
2位には池内彩乃(デンソー)が2時間31分57秒で入り、女子は上位2人がMGC出場権をつかんだ。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.02
世界陸上銅メダルの藤井菜々子に那珂川市市民栄誉賞&北九州市民スポーツ大賞
2025.12.02
サニブラウンがピックルボール初体験!子どもたちと真剣勝負「スポーツの力あらためて感じる」
-
2025.12.01
-
2025.12.01
-
2025.11.28
-
2025.11.29
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.02
世界陸上銅メダルの藤井菜々子に那珂川市市民栄誉賞&北九州市民スポーツ大賞
9月の東京世界選手権女子20km競歩で銅メダルを獲得した藤井菜々子(エディオン)が、出身地である福岡県那珂川市の市民栄誉賞、そして高校時代を過ごした北九州市の北九州市民スポーツ大賞を受賞することが決まり、12月2日に両市 […]
2025.12.02
サニブラウンがピックルボール初体験!子どもたちと真剣勝負「スポーツの力あらためて感じる」
ピックルボール普及のためのイベントTORAY PICKLEBALL EXPERIENCEが12月2日に東京の有明アーバンスポーツ内のコートで行われ、男子短距離のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が参加した。 ピック […]
2025.12.02
東洋大男子長距離が4社と契約 “昇り龍”を描いた鉄紺の新ユニフォームも発表「頂点目指し力強く上昇」
東洋大は12月2日、陸上競技部男子長距離部門において、セブン銀行(本社:東京都千代田区)、カカクコム(本社:東京都渋谷区)が運営する「求人ボックス」、ECC(本社:大阪市北区)、ビースタニング(本社:東京都渋谷区)が運営 […]
2025.12.02
約137gの超軽量ながら3D形状のカーボンプレート搭載、ミズノのスピードレーシングシューズ「HYPERWARP」が発売!
ミズノは12月2日、3D形状のフルレングスカーボンプレートを搭載したスピードランナー向けの新レーシングシューズ「HYPERWARP」シリーズを12月19日に全国のミズノランニング品取扱店で発売することを発表した。 近年の […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025