11月29日、インド・デリーで行われたデリーハーフマラソンで、エチオピアの21歳、Y.イェフアラウ(エチオピア)が1時間4分46秒で優勝した。この記録はA.イェシャネー(エチオピア)が今年2月に樹立した世界記録(1時間4分31秒)に次ぐ世界歴代2位。優勝賞金と大会記録ボーナスで約400万円を手にした。イェフアラウは世界ハーフマラソンでも3位に入っている伸び盛りの選手。
レースは女子マラソン世界記録保持者のB.コスゲイ(ケニア)とハーフ世界記録保持者のイェシャネーの対決に注目が集まった今大会。5km通過が15分27秒でその2人を含めた6人で先頭集団が通過。だが、しかし8km過ぎにコスゲイが途中棄権。
その後はイェシャネー、イェフアラウ、R.チェプンゲティチ(ケニア)、I.チェプテイ(ケニア)の4人となり、10km通過は30分49秒。チェプタイが12kmで離れ、三つ巴に。最後はラストスパートで競り勝ったイェフアラウが優勝。自己記録1時間5分19秒を更新した。2位のチェプンゲティチも1時間5分06秒の自己新で、世界歴代6位にランクイン。イェシャネーは3位だった。
男子はエチオピアのA.ワレレンが58分53秒で優勝した。
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