8月上旬から北海道を除く8地区で地区中学総体が開催されており、関東では男子棒高跳と4×100mリレーで中学記録が誕生するなど好記録が相次いだ。
8月6日、7日の近畿中学総体では男子110mハードルで合志侑乃輔(京教大京都3)が13秒51(+0.6)で優勝。また、同4×100mリレーでも咲くやこの花(大阪)が42秒34の近畿中学新記録で制している。ほかにも、男子20mの田中清大(大久保3兵庫)が21秒76(+1.8)、同800mの葛田尋哉(修学院3京都)が1分55秒08と大会記録を塗り替えて優勝。女子も100mの大喜多胡乃(豊中十一3大阪)が11秒83(+1.1)、走幅跳の小畑千愛(河北3和歌山)が5m89(+0.1)、四種競技の矢野夏音(旭東3大阪)が3004点と大会記録を上回って1位に輝いた。
7日の東海中学総体は、女子200mにおいて昨年の全中優勝者の北村環奈(桔梗が丘3三重)が、予選で24秒46(+0.8)の中学歴代11位タイ、東海中学新の好記録をマーク。決勝も24秒49(+1.7)で快勝した。女子1500mでは是枝愛香(内部3三重)が今季中学最高となる4分27秒44でトップ。男子3000mの関響佑(町立清水3静岡)が8分42秒02で走り、24年前に佐藤悠基(清水南/現・SGホールディングス)が樹立した大会記録を塗り替えた。
8日には北信越中学総体が開催され、男子400mでは金子斐音(牧野3富山)が48秒48の中学歴代5位タイの快記録で優勝を果たした。女子1500mは原梨珠(赤穂3長野)が大会記録を2秒以上更新する4分27秒51で制している。
3日の四国中学総体の3年男子100mは濵田宗樹(高岡3高知)が追い風参考ながら10秒73(+2.4)をマーク。東北中学総体は男子200mで中野公輔(宮城教大附3)が21秒98(+1.7)と大会記録を38年ぶりに更新して優勝した。
9日、10日には中国と九州で地区中学総体が開催される。
男子400m中学歴代10傑
48.18 谷川鈴扇(邑楽3群馬) 2009. 8.24 48.25 柳澤純希(七飯大中山3北海道) 2006. 8.21 48.37 岩﨑万知(糸魚川3新潟) 1992. 8.21 48.47 西畑匡(竜南3愛知) 1990. 8.19 48.48 平川慧(あげな3沖縄) 2020.10.18 48.48 タムラ・ラウロ(可児中部3岐阜)2022. 6. 4 48.94 金子斐音(牧野3富山) 2025. 8. 8 48.52 堀越勇介(富浜3山梨) 1988.10.18 48.56 伊藤健太(草加新栄3埼玉) 2009. 8.24 48.58 山﨑琉惟(出雲三3島根) 2019. 8.24RECOMMENDED おすすめの記事
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