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2025.06.29

男子ハーフ日本人学生トップは駒大・山川拓馬の3位 積極的なレースで自己ベスト更新/函館マラソン
男子ハーフ日本人学生トップは駒大・山川拓馬の3位 積極的なレースで自己ベスト更新/函館マラソン

山川拓馬(25年箱根駅伝)

2025函館マラソンが6月29日、北海道函館市の千代台公園陸上競技場を発着とする日本陸連公認コースで行われ、男子ハーフマラソンは、スティーブン・ムチーニ(創価大)が1時間1分08秒の大会新記録で優勝した。

日本人学生トップは3位の山川拓馬(駒大)。これまでの大会記録(1時間1分45秒)を上回る1時間1分25秒の自己ベストでフィニッシュした。

積極果敢なレースが光った。序盤からムチーニらとともに先頭集団の前でレースを進める。5kmは14分35秒、10kmは29分06秒で通過した。さらに15km手前で先頭集団から飛び出し、15kmは43分05秒と単独トップに立った。

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その後は18km付近で追い上げてきたムチーニに逆転され、20km過ぎに東京世界選手権マラソン代表の吉田祐也(GMOインターネットグループ)にもかわされたが、積極的なレースが光り、従来の自己記録(1時間1分36秒)を11秒更新した。

現在4年生の山川。昨年の全日本大学駅伝8区で、1995年の渡辺康幸(早大)の日本人区間最高(56分59秒)に次ぐ、歴代2位の57分09秒をマークした。箱根駅伝は3年連続で出場し、1年時と3年時は5区、2年時は4区を務めている。

学生勢ではこのほか、山口翔輝(創価大)が1時間1分32秒で4位、ソロモン・ムトゥク(創価大)が1時間2分28秒で9位、竹割真(東海大)が1時間2分54秒で10位に入っている。

2025函館マラソンが6月29日、北海道函館市の千代台公園陸上競技場を発着とする日本陸連公認コースで行われ、男子ハーフマラソンは、スティーブン・ムチーニ(創価大)が1時間1分08秒の大会新記録で優勝した。 日本人学生トップは3位の山川拓馬(駒大)。これまでの大会記録(1時間1分45秒)を上回る1時間1分25秒の自己ベストでフィニッシュした。 積極果敢なレースが光った。序盤からムチーニらとともに先頭集団の前でレースを進める。5kmは14分35秒、10kmは29分06秒で通過した。さらに15km手前で先頭集団から飛び出し、15kmは43分05秒と単独トップに立った。 その後は18km付近で追い上げてきたムチーニに逆転され、20km過ぎに東京世界選手権マラソン代表の吉田祐也(GMOインターネットグループ)にもかわされたが、積極的なレースが光り、従来の自己記録(1時間1分36秒)を11秒更新した。 現在4年生の山川。昨年の全日本大学駅伝8区で、1995年の渡辺康幸(早大)の日本人区間最高(56分59秒)に次ぐ、歴代2位の57分09秒をマークした。箱根駅伝は3年連続で出場し、1年時と3年時は5区、2年時は4区を務めている。 学生勢ではこのほか、山口翔輝(創価大)が1時間1分32秒で4位、ソロモン・ムトゥク(創価大)が1時間2分28秒で9位、竹割真(東海大)が1時間2分54秒で10位に入っている。

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