一般社団法人関東学生陸上競技連盟は6月19日、「箱根駅伝に関する新たな取り組みについて」と題したリリースを発表し、関東学生連合チームの編成について「チーム枠10名」+「その他個人枠6名」に変更することを明らかにした。
関東学生連合チームは予選会で落選した伝統校、新たに箱根駅伝出場に挑戦する大学など、箱根駅伝を通じた強化のすそ野を広げることを目指し、2003年の第79回大会で、当時関東学連選抜の名称で初めて発足。07年~13年は正式参加、未編成の14年を経て、15年から現名称(オープン参加)で編成されてきた(2024年の第100回大会除く)。その関東学生連合チーム編成方法について、新たな取り組みが始まる。
前回までの編成方法は、「1)予選会の落選校の所属選手のうち、各校1名で、予選会個人順位の上位16名で編成する」「2)本選において単独チームまたは連合チームですでに1回以上の出走経験がある選手は、1)の対象から除外する」だった。
来年正月の第102回大会からは、「1)予選会の落選校の中で上位10大学(予選会総合11位~20位)に1枠ずつ与えて12月上旬のエントリー締切までに各校内で選出された選手と、それ以外の大学(予選会総合 21 位以下)の所属選手のうち各校1名で予選会個人順位の上位6名との、合計16名で編成する」「2)本選において単独チームまたは連合チームですでに2回以上の出走経験がある選手は、1)の対象から除外する」に変更される。
今回の変更の目的として関東学連は、16名の編成方法に関して「チーム枠」は予選会終了後も落選校内において個人での本選出場を目指した切磋琢磨を生むこと、「その他個人枠」はチーム順位は下位でも出場を可能とすることによる多様性の確保の「両立を図るもの」としている。
また、出走制限年数を増やすことに関しては「経験の幅広い共有と、箱根駅伝を通じた選手強化の両立を図る」ことが目的という。
第102回箱根駅伝予選会は10月18日(土)午前8時30分スタートで実施予定。第102回箱根駅伝は来年1月2日に往路、3日に復路がいずれも午前8時スタートで行われる。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.09.20
岡田久美子は20km競歩18位フィニッシュ!6度目代表の世界陸上を歩き抜く/東京世界陸上
-
2025.09.13
-
2025.09.14
-
2025.09.13
-
2025.09.15
2025.08.27
アディダス アディゼロから2025年秋冬新色コレクションが登場!9月1日より順次販売
-
2025.08.24
-
2025.09.11
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.09.20
ライルズ200mボルト以来の4連覇 ジェファーソン・ウッデン歴代8位で2冠 400mHベンジャミン&ボル/東京世界陸上Day7
◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)7日目 東京世界陸上7日目のイブニングセッションは5種目で決勝が行われた。 男子200mはノア・ライルズ(米国)が19秒52(±0)で4連覇を達成。直線に入って昨年のパリ五 […]
Latest Issue
最新号

2025年10月号 (9月9日発売)
【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/