HOME 国内

2025.06.10

サニブラウンがオランダで100mに出場 悪条件重なり10秒44に止まる/WAコンチネンタルツアー
サニブラウンがオランダで100mに出場 悪条件重なり10秒44に止まる/WAコンチネンタルツアー

サニブラウン・アブデル・ハキーム

6月9日、オランダ・ヘンゲロで世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールド第8戦FBKゲームズが開催され、男子100mに出場したサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)は、10秒44(-1.0)で8位となった。

サニブラウンは、5月に行われた世界リレーの予選で1走を務め、日本の決勝進出に貢献。その後、5月中旬に開催されたセイコーゴールデングランプリは左ハムストリングスの違和感により欠場したが、今月6日のダイヤモンドリーグ・ローマ大会では10秒31(+1.1)で8位に入っている。

この日のヘンゲロは曇り空で気温も16度と肌寒く、ホームストレートは向かい風が吹くなど、短距離には厳しいコンディションに。さらにスタートのやり直しもあり、選手たちには難しいレースとなった。

広告の下にコンテンツが続きます

サニブラウンはスタートでまずまずの飛び出しを見せ、30m付近までは先頭争いを演じる。しかし後半にかけて本来の動きを発揮できず、他の選手に引き離されてフィニッシュした。

レースは、E.アフリファ(オランダ)が10秒25で優勝。昨年、9秒86をマークしているB.リチャードソン(南アフリカ)が10秒28で2位と全体的に記録は低調だった。

6月9日、オランダ・ヘンゲロで世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールド第8戦FBKゲームズが開催され、男子100mに出場したサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)は、10秒44(-1.0)で8位となった。 サニブラウンは、5月に行われた世界リレーの予選で1走を務め、日本の決勝進出に貢献。その後、5月中旬に開催されたセイコーゴールデングランプリは左ハムストリングスの違和感により欠場したが、今月6日のダイヤモンドリーグ・ローマ大会では10秒31(+1.1)で8位に入っている。 この日のヘンゲロは曇り空で気温も16度と肌寒く、ホームストレートは向かい風が吹くなど、短距離には厳しいコンディションに。さらにスタートのやり直しもあり、選手たちには難しいレースとなった。 サニブラウンはスタートでまずまずの飛び出しを見せ、30m付近までは先頭争いを演じる。しかし後半にかけて本来の動きを発揮できず、他の選手に引き離されてフィニッシュした。 レースは、E.アフリファ(オランダ)が10秒25で優勝。昨年、9秒86をマークしているB.リチャードソン(南アフリカ)が10秒28で2位と全体的に記録は低調だった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.30

中越が県高校最高の2時間5分38秒!オール区間賞で2連覇 女子は新潟明訓が首位譲らず3年連続V/新潟県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた新潟県高校駅伝が10月30日、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムを発着とする駅伝周回コースで行われ、男子(7区間42.195km)は、中越が県高校最高記録の2時間5分38秒で2年連続19回目 […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第62回「伝統の火を灯し続ける~ある記念品と箱根駅伝予選会~」

2025.10.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第62回「伝統の火を灯し続ける~ある記念品と箱根駅伝予選会~」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第62回「伝統の火を灯し続ける~ある記念品と箱根駅伝予選会~」 1959年~62年まで4年間の […]

NEWS 日本陸連、暑熱下の大会「危険な状況回避して」来年の全中、インターハイは予定変更できず

2025.10.30

日本陸連、暑熱下の大会「危険な状況回避して」来年の全中、インターハイは予定変更できず

日本陸連は10月30日にメディア向けの説明会を開き、暑熱下での競技会運営について、田﨑博道専務理事と強化部・磯貝美奈子部長が登壇して報告した。 日本陸連は7、8月の主催大会において「WBGT(暑さ指数)が31度以上となる […]

NEWS 日本陸連が東京世界陸上を有森裕子会長、田﨑博道専務理事を総括「今回の経験を生かして、つなげていきたい」

2025.10.30

日本陸連が東京世界陸上を有森裕子会長、田﨑博道専務理事を総括「今回の経験を生かして、つなげていきたい」

日本陸連は10月30日、9月に行われた東京世界選手権の総括会見を開き、有森裕子会長、田﨑博道専務理事が登壇した。 日本陸連創設100年の節目に迎えたビッグイベントに対し、「その成功が今後の陸上界の成長、発展につながる」( […]

NEWS 山崎一彦強化委員長が東京世界陸上を総括「今までにない活躍」「底上げができた」選手、指導者の海外経験を推進していく構え

2025.10.30

山崎一彦強化委員長が東京世界陸上を総括「今までにない活躍」「底上げができた」選手、指導者の海外経験を推進していく構え

日本陸連は10月30日、9月に行われた東京世界選手権の総括会見を開き、強化委員会の山崎一彦・強化委員長が登壇した。 34年ぶりに東京開催となった世界選手権で日本代表は銅メダル2を含め、入賞11を数えた。入賞順位からポイン […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top