2025.05.26
世界陸連(wA)ダイヤモンドリーグ第4戦のモロッコ・ラバト大会が5月25日に行われ、男子3000m障害に出場した三浦龍司(SUBARU)は13位ながら自己9番目となる8分13秒29をマークした。優勝は五輪2連覇中のソフィアン・エル・バッカリ(モロッコ)で、今季世界最高の8分00秒70だった。
最初の1000mが2分38秒52と7分台を狙えるハイペースの入り。三浦はその流れに対応しながらレースを進め、世界選手権参加標準記録(8分15秒00)突破となる8分10秒11で6位に入ったDL初戦(4月26日)の厦門大会と続くひとケタ順位には届かなかったが、最後まで集団から大きく遅れることなく粘りの走りを見せた。
昨年のパリ五輪で、トラック種目で日本人初の2大会連続入賞となる8位に食い込んでいる三浦。厦門大会の標準突破で日本陸連が定めた選考基準を満たし、東京世界選手権の代表に内定した。
その後、右脚のコンディション不良で、5月3日のDL2戦目・柯橋大会は欠場したが「早い段階で回復していた」と5月18日のセイコーゴールデングランプリで復帰。状態の確認を重視したレース展開ながら8分18秒96で優勝し、「だいたいオッケー」と再び世界の最前線へ。セイコーゴールデングランプリで語っていた「障害との距離感や身体の調子が例年通りに上がってくれば、しっかりと記録が出せるんじゃないかと思います」という言葉を、早くも証明した。
今後もDLを転戦していく予定で、「うまく大会を選びながら9月にピークを持って行きたい」と三浦。地元世界選手権を目指すシーズンへ、さらに磨きをかけていく。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.10.18
編集部コラム「濃い2ヵ月間」
-
2025.10.18
-
2025.10.18
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/チーム総合(2025年10月18日)
-
2025.10.13
-
2025.10.13
-
2025.10.18
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.18
編集部コラム「濃い2ヵ月間」
毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンドリレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、ど […]
2025.10.18
サニブラウンがトークイベントで来場! 未来の日本代表「楽しむことを忘れずに」とメッセージ/U18・U16大会
◇第19回U18・第56回U16大会(10月17~19日/三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場) 10月18日、三重県伊勢市で開催中のU18・U16大会の会場に、東京世界選手権代表のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ […]
2025.10.18
髙城昊紀が110mHを大会新V!来季に向けて「ケガしないように冬季練習をしていきたい」/U18・16大会
◇第19回U18・第56回U16大会(10月17~19日/三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場)2日目 U18・U16大会の2日目が行われ、U20規格で実施されたU18男子110mハードルは髙城昊紀(宮崎西高2宮崎)が1 […]
2025.10.18
北口榛花 初のやり投教室「突き詰めたいなら努力するしか方法はない」中高生に熱血指導
女子やり投の北口榛花(JAL)が初めて自己プロデュースしたやり投に特化した陸上教室の「はるかなる教室 Supported by JAL」(主催:株式会社スポーツビズ、川崎とどろきパーク株式会社)が18日、神奈川県の等々力 […]
Latest Issue
最新号

2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望