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2025.05.22
JR九州・花谷そらが嗅神経芽細胞腫瘍を公表 「闘って完治してまた新たな花谷そらを」
JR九州の花谷そらが5月22日、嗅神経芽細胞腫瘍(きゅうしんけいがさいぼうしゅ)のステージ4の疾患があることを自身のSNSで公表した。
花谷は山口・聖光高出身。インターハイや全国高校駅伝への出場はなく、中国地区大会3000m障害で7位が最高成績だった。福岡大進学後は2年時に3000m障害で日本学生個人選手権3位、日本インカレ6位。4年時は両大会とも3位に入っている。
卒業後はJR九州に加入し、昨年10月の佐賀国民スポーツ大会で優勝。今年も金栗記念や兵庫リレーカーニバルに出場していた。
SNSでは「僕は嗅神経芽細胞腫瘍という癌(ステージ4)の疾患があることが判明しました」と明かし、「呼吸がキツイ、左鼻が詰まる、そのような状態は慢性的なもので僕の中では当たり前の日常になっていました。ただ最近はレース前に頭痛があり、何かおかしいなと思い病院に行きました」と説明する。
5月18日の九州実業団選手権では「事前から50mだけ走るということを決めておりました」。9月の全日本実業団選手権での復帰を目指し、「闘って完治してまた新たな花谷そらを魅せられるよう、頑張って参ります」と決意を綴った。
嗅神経芽細胞腫瘍は鼻の中の上方に存在する嗅上皮から発生し、100万人当たり0.4人が発症するめずらしい腫瘍とされている。
疾患を公表した花谷そらのSNSをチェック
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