HOME 国内、大学

2025.05.19

佐々木清翔が200m20秒60の東北学生新! 東北大が史上初の男子総合V/東北IC
佐々木清翔が200m20秒60の東北学生新! 東北大が史上初の男子総合V/東北IC

25年日本学生個人選手権に出場した渡邉優典

◇第78回東北インカレ(5月16~18日/岩手・ウエスタンデジタルスタジアムきたかみ)

東北インカレが5月16日から18日まで行われ、男子200mで佐々木清翔(岩手大)が20秒60(+0.4)の東北学生新、今季学生最高タイムで優勝した。

広告の下にコンテンツが続きます

佐々木は宮城県出身の2年生。宮城・仙台育英高時代は3年時にインターハイ東北大会200mで21秒23の2位となり、北海道インターハイでは200m、4×100mリレーで準決勝に進んでいる。昨年は高校時代に出した100m、200mともに自己記録を更新できなかったが、今季は4月の競技会で向かい風1.5mのなか21秒35とベストに迫るタイムを出していた。

大会では予選を21秒88(-0.2)の2着で通過すると、準決勝では21秒37(-0.9)をマーク。決勝は2位以下を圧倒し、23年に藤澤瑠唯(岩手大)が樹立した東北学生記録を0.18秒塗り替えた。

男子リレー種目では仙台大が強さを見せ、4×100mリレーは39秒88、4×400mリレーは3分10秒37といずれも大会新記録で制覇。110mハードルは昨年の日本インカレ2位の似内陸斗(岩手大)が14秒26(-0.2)で4連覇を達成している。

また、男子総合では180.5点を獲得した東北大が史上初の優勝を飾った。1500mを3分57秒17で制した渡邉優典が、最終日の800mを1分51秒13の大会新で2年連続中距離2種目Vとなったほか、棒高跳でも島村惟葵が5m10と大会新記録で優勝。やり投、十種競技では1位、2位を占め、仙台大に15.5点差をつけた。

広告の下にコンテンツが続きます

女子はルーキー・松木愛結(福島大)が400m56秒79、400mハードル60秒63で個人2冠に輝き、アンカーを務めた4×400mリレーでも3分48秒06で快勝。中長距離種目は全日本大学女子駅伝でシード権を持つ東北福祉大勢が800mから10000m、3000m障害に優勝している。

総合は仙台大が176点で3連覇を果たした。

◇第78回東北インカレ(5月16~18日/岩手・ウエスタンデジタルスタジアムきたかみ) 東北インカレが5月16日から18日まで行われ、男子200mで佐々木清翔(岩手大)が20秒60(+0.4)の東北学生新、今季学生最高タイムで優勝した。 佐々木は宮城県出身の2年生。宮城・仙台育英高時代は3年時にインターハイ東北大会200mで21秒23の2位となり、北海道インターハイでは200m、4×100mリレーで準決勝に進んでいる。昨年は高校時代に出した100m、200mともに自己記録を更新できなかったが、今季は4月の競技会で向かい風1.5mのなか21秒35とベストに迫るタイムを出していた。 大会では予選を21秒88(-0.2)の2着で通過すると、準決勝では21秒37(-0.9)をマーク。決勝は2位以下を圧倒し、23年に藤澤瑠唯(岩手大)が樹立した東北学生記録を0.18秒塗り替えた。 男子リレー種目では仙台大が強さを見せ、4×100mリレーは39秒88、4×400mリレーは3分10秒37といずれも大会新記録で制覇。110mハードルは昨年の日本インカレ2位の似内陸斗(岩手大)が14秒26(-0.2)で4連覇を達成している。 また、男子総合では180.5点を獲得した東北大が史上初の優勝を飾った。1500mを3分57秒17で制した渡邉優典が、最終日の800mを1分51秒13の大会新で2年連続中距離2種目Vとなったほか、棒高跳でも島村惟葵が5m10と大会新記録で優勝。やり投、十種競技では1位、2位を占め、仙台大に15.5点差をつけた。 女子はルーキー・松木愛結(福島大)が400m56秒79、400mハードル60秒63で個人2冠に輝き、アンカーを務めた4×400mリレーでも3分48秒06で快勝。中長距離種目は全日本大学女子駅伝でシード権を持つ東北福祉大勢が800mから10000m、3000m障害に優勝している。 総合は仙台大が176点で3連覇を果たした。

【画像】男子200mで20秒60をマークした佐々木清翔

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.04

東京世界陸上懸けた熱戦!20年ぶり国立開催の日本選手権、今日開幕

◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が今日(7月4日)に開幕する。 広告の下にコンテンツが続きます 初日のトラック種目の決勝は男子3000m障害と女子5 […]

NEWS 日本選手権初日の競技日程が変更 暑熱対策の一環としてフィールド種目が14時以降開始へ

2025.07.03

日本選手権初日の競技日程が変更 暑熱対策の一環としてフィールド種目が14時以降開始へ

◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権の初日のタイムテーブル変更が発表された。 広告の下にコンテンツが続きます 大会のオープニング種目として女子棒高跳、同 […]

NEWS 1500m、5000m出場の田中希実 代表内定とともに「世界陸上で戦うことを意識したレース」を目指す 廣中との対戦「楽しみ」/日本選手権

2025.07.03

1500m、5000m出場の田中希実 代表内定とともに「世界陸上で戦うことを意識したレース」を目指す 廣中との対戦「楽しみ」/日本選手権

◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権の開幕を控え、前日会見が国立競技場で行われ、女子1500m、5000mに出場する田中希実(New Balance)が […]

NEWS 103年ぶり2冠狙う泉谷駿介 世界陸上代表狙い「1日、1日全力でやりきりたい」/日本選手権

2025.07.03

103年ぶり2冠狙う泉谷駿介 世界陸上代表狙い「1日、1日全力でやりきりたい」/日本選手権

◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権の開幕を控え、前日会見が国立競技場で行われ、男子110mハードルと走幅跳に出場する泉谷駿介(住友電工)が登壇した。 […]

NEWS サニブラウン股関節上部の骨挫傷明かすも「できる限りの準備をしたい」/日本選手権

2025.07.03

サニブラウン股関節上部の骨挫傷明かすも「できる限りの準備をしたい」/日本選手権

◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権の開幕を控え、前日会見が国立競技場で行われ、男子100mのサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が登壇した。 広告 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top