HOME 国内

2025.05.12

宮城辰郎100m10秒22の大会新V 1万m西澤侑真が27分57秒00の自己新で日本人トップ/中部実業団対抗
宮城辰郎100m10秒22の大会新V 1万m西澤侑真が27分57秒00の自己新で日本人トップ/中部実業団対抗

25年日本選手権室内60mに出場した宮城辰郎

第69回中部実業団対抗大会が5月11日と12日の両日、岐阜メモリアルセンター長良川で行われ、男子100mは宮城辰郎(日星電気)が10秒22(+1.7)の大会新記録で優勝を飾った。

宮城は社会人6年目の27歳で、中大時代には日本インカレで100m3位、200m2位の実績を持つ。大学卒業後は郷里の静岡県浜松市に本社を構える日星電気に入社し、競技を続けてきた。

広告の下にコンテンツが続きます

今季は2月の日本選手権室内60mで自己記録となる6秒69をマークするなど好調で、5月の静岡国際では19年以来の10秒2台となる10秒28で走っていた。今大会では準決勝で10秒28(+0.7)と従来の大会記録を0.09秒塗り替え、決勝ではさらに0.06秒短縮。自己記録(10秒25)も6年ぶりに更新した。

男子200mにはパリ五輪代表の川端魁斗(中京大クラブ)が出場し、20秒74(+0.6)で快勝。同10000mがK.フェリックス(トヨタ自動車)が27分44秒32で制し、日本人最上位の3位でフィニッシュした西澤侑真(トヨタ紡織)が自己初の27分台となる27分57秒00の大会新記録を樹立している。

女子では今季からデンソーに加入した小池彩加が3000m障害に10分19秒82の大会新で優勝。女子800mは社会人ルーキーの川西みち(豊田自動織機)が2分13秒75でトップだった。

このほか男子110mハードルにオープン参加した泉谷駿介(住友電工)が13秒48(-0.6)で大会記録を大幅に塗り替えている。

広告の下にコンテンツが続きます

対抗の部は男子総合、男女総合をトヨタ自動車が、女子総合を豊田自動織機が制した。

第69回中部実業団対抗大会が5月11日と12日の両日、岐阜メモリアルセンター長良川で行われ、男子100mは宮城辰郎(日星電気)が10秒22(+1.7)の大会新記録で優勝を飾った。 宮城は社会人6年目の27歳で、中大時代には日本インカレで100m3位、200m2位の実績を持つ。大学卒業後は郷里の静岡県浜松市に本社を構える日星電気に入社し、競技を続けてきた。 今季は2月の日本選手権室内60mで自己記録となる6秒69をマークするなど好調で、5月の静岡国際では19年以来の10秒2台となる10秒28で走っていた。今大会では準決勝で10秒28(+0.7)と従来の大会記録を0.09秒塗り替え、決勝ではさらに0.06秒短縮。自己記録(10秒25)も6年ぶりに更新した。 男子200mにはパリ五輪代表の川端魁斗(中京大クラブ)が出場し、20秒74(+0.6)で快勝。同10000mがK.フェリックス(トヨタ自動車)が27分44秒32で制し、日本人最上位の3位でフィニッシュした西澤侑真(トヨタ紡織)が自己初の27分台となる27分57秒00の大会新記録を樹立している。 女子では今季からデンソーに加入した小池彩加が3000m障害に10分19秒82の大会新で優勝。女子800mは社会人ルーキーの川西みち(豊田自動織機)が2分13秒75でトップだった。 このほか男子110mハードルにオープン参加した泉谷駿介(住友電工)が13秒48(-0.6)で大会記録を大幅に塗り替えている。 対抗の部は男子総合、男女総合をトヨタ自動車が、女子総合を豊田自動織機が制した。

【動画】6年ぶりに自己記録を更新した男子100mの宮城辰郎

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.31

過去最高2位の東北福祉大「100%以上の力を発揮」大東大はアクシデントも「冷静に対応できた」 各チームに課題と収穫/富士山女子駅伝

◇全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝、12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km) 学生女子駅伝2大タイトルの一つ、富士山女子駅伝が行われ、城西大が2時間22分36秒で初 […]

NEWS 逆境はねのけ初優勝の城西大「選手たちの思いが強かった」 ルーキー3人が区間賞/富士山女子駅伝

2025.12.31

逆境はねのけ初優勝の城西大「選手たちの思いが強かった」 ルーキー3人が区間賞/富士山女子駅伝

◇全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝、12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km) 学生女子駅伝2大タイトルの一つ、富士山女子駅伝が行われ、城西大が2時間22分36秒で初 […]

NEWS 箱根駅伝 ご当地選手をチェック! 福岡市出身6人が登録 川崎市、新潟市、姫路市、北九州市からも多数エントリー 徳島県から4年ぶり箱根路なるか

2025.12.31

箱根駅伝 ご当地選手をチェック! 福岡市出身6人が登録 川崎市、新潟市、姫路市、北九州市からも多数エントリー 徳島県から4年ぶり箱根路なるか

2026年1月2、3日に開催される第102回箱根駅伝のスタートまであと2日。12月29日には各チームの区間エントリーも発表された。 今回も登録された21チーム336人全員にアンケートを実施。その回答を元に出身地を都道府県 […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第64回「駅伝とチームマネジメント~棄権を今後の糧に~」

2025.12.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第64回「駅伝とチームマネジメント~棄権を今後の糧に~」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第64回「駅伝とチームマネジメント~棄権を今後の糧に~」 年の瀬が迫り、その先には箱根駅伝が待 […]

NEWS 今季の最終決戦を制するのは青学大、駒大、國學院大、中大、早大!? 創価大、帝京大などの5強崩しなるか/箱根駅伝

2025.12.30

今季の最終決戦を制するのは青学大、駒大、國學院大、中大、早大!? 創価大、帝京大などの5強崩しなるか/箱根駅伝

第102回箱根駅伝は2026年1月2日に往路、3日に復路の全10区間217.1kmで行われる。 前回大会でシード権を獲得した10校と、予選会を突破した10校とオープン参加の関東学生連合チームを合わせた21チームが出場。今 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top