2025.05.12
日本陸連は5月11日、誰もが楽しめる新しいスポーツイベントとして「SPEED STAR 30m Dash Challenge」を東京・丸の内の東京駅前行幸通りで開催した。
このイベントは、2024年度から「走る・跳ぶ・投げる・歩く」といった陸上の基本動作を軸とし、「陸上で、スポーツ界、ニッポンをもっと元気に。」をコンセプトとしたプロジェクト「RIKUJO JAPAN」の一環として開催。行幸通りに全天候型走路を設置し、子どもから大人まで、30mダッシュのタイムトライアルにチャレンジした。
会場を2つのフィールドに分け、Aフィールドでは主にタイムトライアルを実施。会場である丸の内の企業を中心とした「企業別タイムトライアル」、陸上はもちろんサッカーや野球、アメリカンフットボールなどの現役・元アスリートたちによる「スポーツ別タイムトライアル」、そして一般招待者らが参加できる「一般タイムトライアル」の3部門に、約600人が参加した。スポーツ別タイムトライアルにはサッカー元日本代表の岡野雅行さん、現サッカー解説者の松木安太郎さん、元プロ野球選手・監督の石毛宏典さんら、各スポーツ界の往年の名選手たちもずらり。全部門を通じてのトップタイムを出した初代「SPEED STAR」はスポーツクライミングの藤野柊斗選手で、タイムは4秒15だった。
一方のBフィールドでは、小学生を対象にアスリートが講師となって行う「キッズかけっこクリニック」、当日エントリー可能な「30mダッシュ体験コーナー」や他のスポーツの体験ができ、こちらにも大勢が詰めかけた。
このほか、2008年北京五輪4×100mリレー銀メダルの朝原宣治さんらによるトークショーが行われるなど、“かけっこ”尽くしの1日は大盛況となった。
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