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2025.05.05
女子100mH・ラッセルが世界歴代2位の12秒17! ジョーンズも12秒19の歴代3位/グランドスラム・トラック
5月2日から4日まで、米国・マイアミでグランドスラム・トラックの第2戦が開催され、女子ショートハードルカテゴリ(100mハードル/100m)の100mハードルでM.ラッセル(米国)が今季世界最高、世界歴代2位の12秒17(+2.0)をマークした。また、T.ジョーンズ(米国)も世界歴代3位の12秒19と好タイムで続いた。
ラッセルはパリ五輪金メダルの24歳。自己記録を0.08秒短縮し、T.アムサン(ナイジェリア)が22年に樹立した世界記録の12秒12まであと0.05秒に迫った。翌日の100m(+0.9)でも11秒40の自己新をマーク。100mは4着で、カテゴリ2位となった。同カテゴリのトップは100mハードルで12秒34で3着、100mで11秒09で1着のA.ニュージェント(ジャマイカ)だった。
女子ショートスプリントカテゴリ(100m/200m)では100mでM.ジェファーソン(米国)が追い風参考ながら10秒75(+2.4)の好タイムをマークして1着。200mで22秒15(+1.1)の自己新で3着に入りカテゴリ優勝を果たした。ジェファーソンは昨年のパリ五輪200mで銅メダルを獲得している。男子の同カテゴリ100mも追い風参考となったがパリ・東京両五輪200m銀メダリストのK.ベドナレク(米国)が9秒79(+2.4)で1着。200mでも今季世界最高の19秒84(+0.2)でトップとなりカテゴリチャンピオンとなった。
女子ロングハードルカテゴリ(400mハードル/400m)では世界記録保持者S.マクローリン・レヴロン(米国)が400mハードルで52秒07の今季世界最高をマーク。400mも1着(49秒69)で前回大会に続く完封勝利を収めている。
男子ロングスプリントカテゴリ(200m/400m)の400mではJ.パターソン(米国)が今季世界最高の43秒98で1着。カテゴリ優勝はJ.リチャーズ(トリニダード・トバゴ、200m19秒86(+1.7)/1着、400m44秒32/2着)だった。
グランドスラム・トラックは全4戦行われ、第3戦は5月30日から6月1日まで米国・フィラデルフィアで開催される。
【動画】世界歴代2位! ラッセルが女子100mHで12秒17
女子100mH世界歴代10傑
12.12 0.9 T.アムサン(ナイジェリア) 2022. 7.24 12.17 2.0 M.ラッセル(米国) 2025. 5. 2 12.19 2.0 T.ジョーンズ(米国) 2025. 5. 2 12.20 0.3 K.ハリソン(米国) 2016. 7.22 12.21 0.7 Y.ドンコワ(ブルガリア) 1988. 8.20 12.24 -0.3 A.ニュージェント(ジャマイカ)2024. 8.30 12.25 1.4 G.ザゴルチェワ(ブルガリア)1987. 8. 8 12.26 1.7 L.ナロジレンコ(ロシア) 1992. 6. 6 12.26 1.2 B.ローリンス(米国) 2013. 6.22 12.26 -0.2 J.カマチョ・クイン(プエルトリコ) 2021. 8. 1RECOMMENDED おすすめの記事
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